グレープの曲を弾きながら歌い始めた彼女は、私の記憶が確かならば、「フレディもしくは三教街ーロシア租界にてー」も歌ったような気がする。この曲がずっ~と気になっていた。どうしてこの内容なんだろうと。数年前、何かの番組でさだまさしさんのご家族の話を聞いて納得した。さださんのお祖父さまとお祖母様の人生が関わっていると知って驚いた。だから、中国で映画を撮って大変だったのね。思いが強かったのですね。ちなみに、私が好きな曲は、「無縁坂」「主人公」「檸檬」「まほろば」「修二会」「飛梅」「雨やどり」「親父の一番長い日」そして「精霊流し」ですね。90年代は、夜行列車で東京へ行くことが多くなった。でも、終着駅が上野だったので、どこに行こうかと当時、愛読書のように見ていたるるぶ東京。無縁坂のサビのところが大好きで「忍 不忍 無縁坂」の無縁坂とはいい名前をつけるなぁなんて思ってたら、るるぶ東京の地図で見つけた。本当にあったことに驚いて行きましたよ。さすが、東京は都会だから、マンションが立ちならんでいて~ちょっと、ショックでした。朝早く行ったので、静かで気持ちよかった。あと、「檸檬」に出てくる湯島聖堂。これも気になって行ったのですが、川はなくて線路になっていてショックだったけど、日本のお寺とは違う雰囲気が都会とは思えない静けさがあった。さだまさしさんのコンサートじゃなくて、他のアーティストのコンサートのついでに聖地巡礼をしていた。もしかしたら、太宰府天満宮に行ったのも奈良が好きで行くのもさだまさしさんの影響なんだろうか?すべては他のアーティストのコンサートのついでに行ったのに~ もう、夜行列車とか夜行バスには乗ることもないけど、たぶん、他のアーティストのコンサートのついでにさだまさしさんの聖地巡礼をするかもね。人とは違う旅もいいですよ。




昔は1人で喫茶店にも食堂にも行けなかった私が、コンサートに行くことによって、いろいろとできるようになったのは、成長したなぁと思った。人間は生まれる時も1人なら死んでいく時も1人。まずは1人で生きていけるようにしないとね。常に誰かがいるから~と頼らないようにしなくては~と思う。