こんにちは。

イメージコンサルタント

パーソナルスタイリストの
村越愛です。

わたしは普段
パーソナルカラー診断というサービスを
お客様に提供しているのですが

そもそもパーソナルカラーは
いつからあるのですか？

というご質問を
お客様からいただいたので

こちらで
パーソナルカラーの歴史について
触れたいと思います。

パーソナルカラーの起源は
諸説ありますが

1923年アメリカのロバート・ドアが
ブルーアンダートーン（青みよりの色）と
イエローアンダートーン（黄みよりの色）を
基本とした調和論を発表しました。
その考えをもとにた
カラーキープログラムが
ファッションやインテリアなどの
多分野で成功し、パーソナルカラーの
起源のひとつとなったのです。

カラーコンサルタントという職業は
1940年代には存在していて
色をうまく使い
快適に仕事や生活をしよう。
というのが目的で

対象物は、公共施設や一般住宅でした。

そしてパーソナルカラーの歴史の中で

最も有名な逸話が1960年の
大統領選挙です。

当時はじめてテレビを使った
討論会が行われ
ケネディ候補は色彩の効果を
利用してアピールしたのです。

濃紺のスーツに赤と青の
ストライプのネクタイを着用し
メイクも施していたケネディ候補に対し

ニクソン候補は
グレーのスーツに、単色で淡い色の
ネクタイを着用しノーメイク。

当時のテレビはまだ白黒でしたが
グレーの濃淡を利用し
力強い印象を与え
更にメイクを施したことで
健康的で若々しい印象を有権者に与え

ケネディ候補が勝利したのです。

この時に影で活躍したのが
アメリカのカラーリストでした。

そしてアメリカでは
政治家がこぞって
カラーコンサルタントを雇い
色の力が広く知られるようになりました。

1980年アメリカで4シーズン法により
「カラーミー・ビューティフル」
という講座が開講され
ここからパーソナルカラーが
スプリング・サマー・オータム・
ウィンターの4つに

分類されるようになりました。

そしてパーソナルカラーの教本
「カラーミー・ビューティフル」が出版され
日本でも翻訳版が1983年に出版されます。

その後パーソナルカラーに
興味を持った人々は渡米し
アメリカでパーソナルカラーを学び
ノウハウを日本へ持ち帰り
活動するようになりました。

1980年代からパーソナルカラーが
日本でも活用されるようになり

現在は普段のファッションやメイク
ビジネスシーンなど
一般的に活用されるようになりました。

最近では雑誌やメディアでも
取り上げられるようになり
とても身近になった
パーソナルカラーですが

その歴史は古く
起源は約100年前だったのですね。

次回はパーソナルカラー診断で
得られること

について書きたいと思いますので
お楽しみに♪

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