semiのブログ

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スメタナ四重奏団は1945年結成、1990年代まで活動したチェコを代表する弦楽四重奏団で、彼らのモーツァルト演奏は、ロマン的な情緒に流れず精緻。にもかかわらず柔らかさを感じさせる。このCDはスメタナQが充実期にあった頃の歴史的記録で、当時のヨーロッパにおけるモーツァルト解釈のレベルを示す貴重な資料。 ウィーン系のカルテット(ブダペストQやアルバン・ベルクQ)と比べると、華やかさや洗練さよりも堅実・構築的な印象。①②③とも「ハイドン・セット」の中核を成す作品群で、モーツァルト弦楽四重奏曲の中でも特に重厚・高度な技術を要求するもので、スメタナQのアンサンブル力が最も発揮されるレパートリーである。特に①はモーツァルト四重奏曲演奏の規範とされる。スメタナQはDENONで同曲を全集録音しており、円熟味と鮮明さを備えた決定盤とされているが、こちらは若々しい鋭さと覇気が感じられる。
モーツァルト
①弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421
②弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K. 428
③弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K. 464
スメタナ四重奏団
録音:1956年①②モノラル、1966年③ステレオ
Testament(EMI原盤)海外盤(1998年製造)