友達に「金曜のナイトミュージアムいいよ」って教えてもらって
六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーで開催中の
地球最古の恐竜展
に行ってきた
今、恐竜研究の世界ではアルゼンチンが熱いらしい。
アルゼンチンの世界遺産、イスチグアラスト自然公園でざくざく新種の恐竜が発掘されてるんだって。
通常の展示は22時に終わり、22時15分からナイトミュージアムがスタート
入り口で懐中電灯を渡される。
映像が全部止まってて、証明も全部落とされて、忍び込んでるみたい。
さっき見たはずの恐竜が、懐中電灯で照らし出されると趣きが違う。
ライトアップが消された恐竜のバックに六本木ヒルズ52階の夜景が
広がっていてロマンチック
夜のデートにいいなぁ
まだ付き合うか付き合わないかの時期のカップルが来たら
この雰囲気だけでドキドキだと思う
実際、そんなカップルを目にして、楽しそう~って思っちゃった
まずは通常の展示で予習してました
本物化石と、再現した骨格展示、再現した模型、多彩な映像展示で面白い。
恐竜をCGで再現した映像が盛りだくさんで、迫力があってイイ
展示は三畳紀中心で、恐竜の他に、ワニの祖先のクルロタルシ類の
模型や骨格の展示、ほ乳類の祖先のキノドン類の模型や骨格の展
示があったんだけど、大きいし現在の姿とは違うしで、恐竜に見える…
ほ乳類の祖先とされるエクサエレトドンの模型が人間っぽくてちょっと気持ち悪い
顔が平面ってだけでずいぶん印象が違うんだな…。
巨大化する前の恐竜ってのがあって、その再現骨格が、ネコよりも小さくて、びっくり
恐竜って、大きいもんだって思い込んでるからな。
小さいのを見るとすごく不思議な感じ。
手の込んだトカゲみたい
恐竜は、鳥盤類と竜盤類という大きく二つのグループにわけられる。
更に竜盤類は、獣脚類と竜脚類に枝分かれしていく。
鳥類の祖先になったのは、竜盤類の中の獣脚類というグループ。
これ、ものすごく矛盾したグループ名に思える
ちなみにこのグループにはティラノサウルスも属してる…。
竜盤類が竜脚類に枝分かれした中には、スーパーサウルスなんかの巨大恐竜がいる。
ステゴザウルスは鳥盤類の鳥脚類だって。
今回の展示の中心である三畳紀は2億5000万年前とか、
大昔過ぎて想像もできないけど、そんな大昔のことが
今でも研究されてて新しい発見があったりするのが、すごい。
恐竜とか宇宙とか、同じ種類のロマンを感じる…。
どんなに頑張っても手が届かない部分があるけど、はまったら抜けられないんだろーな。
非常に面白かった。
久しぶりに科博に行きたくなったぞー