私はいくつか仕事をしていますが、そのうちの一社の社長は独身・子供なし・兄弟なし・親なしという60代半ばの男性です
独身生活を満喫しながら生活をしているようで、もちろんある程度の蓄えはあるようですが、長く生きていれば病気もします
初期の肺がんで入院・手術をすることになりました
もちろん今現在命に係わるほどのものでもないので、無事に手術を終え入院中です
退院すれば元通りの生活に戻れます
ただ、最初に問題になったのは緊急連絡先などの何かあったときの連絡先でした。
遠い親戚はいるようですが、入院する際に記入した緊急連絡先は私ともう一人の会社の従業員の方の連絡先です
ただ、病院で聞いたところ今はそういう方も少なくないらしいです
ちなみに仕事のことで言えば小さな会社なので社長の入院中は休業中です
会社の存続の問題、後継者の問題は私の仕事にも直結する大事な問題です
今後もまだまだ会社を続けていきたいと社長は希望しているので、今後は社長不在でも稼働するよう体制を変える必要があります
他にも老後の生活の問題、財産の問題、死後の事務手続きの問題
挙げるとたくさんの問題が出てきます
万が一の時に全てを円滑に済ませるためには準備が必要になります
介護が必要な時にいきなり動くことは出来ません
ある程度のお金を準備して老後の生活についても準備が必要です
成年後見人や死後事務委任制度など、必要になりそうな制度がいくつか考えられます
もちろん遺言書の作成など少しでも若いうちに作成をしつつ、必要がある度に作成していく必要があります
時代は少しずつおひとりさま問題に動いてはいますが、認知症になる前に、身体が元気に動ける間にやらなければいけないことはたくさんあるのだと感じました
そして40代の私も全くの他人事ではありません。
必要なのは、老後のためのお金ももちろんですが何よりも少しでも元気で生きていけるための体力作りだと感じます。
健康より大事なものはありません。
元気に働けるからだと心を維持することが元気な老後に繋がるのだと感じます