困ったときはおたがいさま -35ページ目

困ったときはおたがいさま

たすけあいあさひ

事務所の夕方、
シュレッダーがまた、ピッピとないて
『いっぱいですよぉー』と知らせます。

ピッピがなると、
サッとふたを開いて、
グイっと表面を押し込んで
パッと閉めちゃう。

そうすると、又しばらくはおとなしく動いてくれるものですから、
一日に何人もが(私を含めて)、サッ、ギュ、パッを繰り返している。
(シュレッダーの中身を移すのは、ひと手間かかることですから、
自分の仕事の流れをその時止めたくはないのです。)


でも、もういい加減かわいそうかな(?)。

おもむろに一人が袋を持ってくると、
も一人が腰を上げて、(この作業は一人ではできない)、
かたく詰め込まれた切りくずを、業務用ごみ袋に移し入れていきます。

かたむける人、袋に受ける人、
阿吽の呼吸で作業集中!
(切りくずこぼすとまた掃除機かけなきゃならないんだもん)
。
ントトトットと、ほぼ成功か!?

散り落ちた幾つかを、粘着ローラーでひとなで。
はい終了! 

入っていたくずの量が多く、『こぼさないッ』と集中した時間も長かったからでしょうか 
フアァンと、私の心が浮遊する?快感? 
あら、これって、まぁ、いわゆる『達成感』なのではないか?? 
こんなときに予期していなかったから、余計、その感覚の余韻が印象的でした。

フーーンいい感覚。  

で、職業柄、その次に感じたのは、
高齢障害の方たちには、こんな感覚を得る機会が減っていくのだろうということで。
『こうしようと意図すること』
『それを実現するために工夫集中すること』
その時間の流れに伴って得られる充足感。

さて、日々の日常の中で、
この視点、利用者目線に合わせると、何がどう見えていくことか・・・

(by Y.M.)