観てしまった。

かつて戦争の英雄だった男が魔法によって豚にされ意地とプライドと一人の少女の為に立ち上がる。


宮崎映画の特徴はとにかくディテールの細かさ。

話の筋とは関係のない場所で発揮されるその技術とセンスで観ている人をいつの間にか引き込んでいく。


がしかし、、


何故主人公は豚にされたのか?

誰によって?

何故、豚?

他にも豚はいるのか?

魔法が使えるのに戦争になる?

等など疑問に残る事を言いはじめると切りが無いのだが、基本的にはそういったこちら側の問いを回収せずにばらまいて終わる。


子供の夢を壊さないとはそういうものだ。

現実と非現実の間に夢が流れる。

完全に現実を生きてしまっている今の俺には、このアンニュイで絶妙な表現がなんとももどかしく、意味を理解しようとする事自体が既にねじまがった見方なのかもしれない。


そのまま、ありのままを受け入れる事で世界は広がるザンス。ざます。