今日は、かんしゃくについて。
もうすぐ年長さんなる長男は、今でもかんしゃくが強いです。
特に、思い通りにいかない時に多いです。
「スマホをしたいのに、ダメだと怒られた。」
「○○公園に行きたいのに、違うところになった。」など、やりたい事を止められたり、計画通りに事が進まなかったりするとかんしゃくを起こします。
かんしゃくの具体的な内容は
●泣きわめく
●暴言
●地団駄
●壁やドアを蹴る
●ツバ吐き
●大声
●ものを投げる
などです。
こんな時はまず、
「○○したかったんだね。」という風に、息子の気持ちを言葉にしてあげます。
たいてい、「うん。」というので、返事ができたことを褒めます。
「でも、○○だからダメなんだよ。」と具体的に理由を言います。
それでもイヤイヤは続きますが、
「そのかわり、これするのはどう?」
という風に、許せる範囲の代替案を提案します。
すると、息子の場合は、すぐに注意が逸れる特性のおかげで、かんしゃくが落ち着きます。
特に眠い時におこりやすい、このかんしゃく。
まだ診断前は、怒って押さえつけていて、親にとっても特に辛い特徴のひとつです。
でも診断されてからは、不思議と自分に余裕も出てきて、
「あぁ、こうしたかったんだな。」って子供の気持ちに気づけるようになりました。
そして不思議なことに、1度「○○したかったんだね。」と口にすると、怒ってた頃には絶対こちらが譲ってもかんしゃくがおさまらなかった長男が、こちらの代替案を受け入れてくれるようになりました。
これは、通っている発達支援センターの先生に言われました。
「こういうタイプの「こうしたい!」を叶えてあげるのは、決して甘やかしではありません。そこまで危険だったり、社会的ルール上許されないことでなければ出来る範囲で叶えてあげること。そして、出来ないことでも、どうしたかったのかを1度言葉で認めてあげること。まずは息子さんのことを受け止めて、その先に初めて、こちらの言う事を聞こうという意思が芽生えてきます。」
これは目からウロコでした。
それまでは、頭ごなしに怒ってばかりだったので。
でも実践してこんなに効果があるとは!
それでも余裕がない時には、こちらも怒ることもありますが。
以前よりは断然こちらのいうことを聞くようになりました。
このかんしゃく。いつまで続くのか分かりませんが、上手に付き合っていきたいなと思います。
