潰瘍性大腸炎と診断をうけ
2年2カ月が経とうとしています。
もしこのブログを読んで下さってる方で
同じくUCの方、初めて診断されたとき
どんなお気持ちでしたでしょうか。
私は「難病」「不治の病」そのような
言葉は知っていても、意味も知識も
ほとんど知りませんでした。
なので診断されてすぐは
特に悲しさやここまでの苦労を
思い描くこともなく
「そのうち良くなるでしょ」
難病、特定疾患である理由を
思い知らされるのはそれより先でした。
今回、大腸を摘出しました。
(厳密にはIACAという方法で直腸がほんのわずか残っています)
治らない病気ですが
その対象の大腸がもうありません。
術後内科の医師に卒業おめでとう、と
声をかけてもらったこともあります。
医学的には直腸が1mmでも1cmでも
残っていれば大腸があるとなります。
ですがもう無いも同然なので
卒業という言葉になったのだと思います。
退院の前夜、いつものように1時間くらい
休憩を挟みつつ病棟を散歩していました。
診断されたあの日から
今この時間までの記憶を思い返していました。
思わず涙が出ました。
辛かったからです。
痛かったからです。
この病気になって失ったもの
手放すしかなかったこと沢山あったんです。
決して簡単な選択なんて
一つもなかったと思います。
これからは新しい体で生きていく
今まででの大変さがここで一度終わり
ここからがスタートなんだと
思っています。
トイレの回数は相変わらず10回〜15回
お尻は痛いままです。
腹痛すらしませんが、
腹痛がしてたときに
こんなにお尻が痛かった時も
ありません

排便感が痛いんですよね
お尻がキリキリーーーとなるんです。
これも日にち薬でしょうか…