こんばんは！

TSBBC（鈴木尚広ベースボールクリニック）です。

ピッチャーをやっていてこんな悩みありませんか？

・上から投げているのにシュート回転してしまう、、

・体が開きやすい、、

・肩肘が下がりやすい、、

・よく投げ方を注意されてしまう、、

など、ピッチャーをやっているのに上手く行かない。

そんな時は、おもいきって投げ方を変えてみるのもオススメです！

今回は、サイドスロー投手について考えてみましょう！

実は、体にも負担の少なくなり体もスムーズに動かせる投げ方なのです。

🟩実は、シンプルな身体の使い方！

サイドスローの投げ方は意外とシンプルで右投手の場合、左足をあげて軸足にタメてから体を横回旋して横から腕を振って投げるだけです。

軸を中心に背骨、骨盤を横の回旋運動で投げる事ができるので、オーバースローよりはシンプルな身体の使い方で投げることができます。

オーバースローで投げているのに腰が横回転、アウトコースへボールが引っかかりやすいなど、なかなか改善しない場合は、オーバースローの体の使い方ではないかもしれません。

そんな時は、サイドスローで投げると身体の使い方がスムーズになるかもしれませんね。

🟩サイドスローの7つのメリット

サイドスローというと、オーバースローよりスピードがでない、、肩肘に負担がかかるのでは、、と思うかもしれません。

最近ではサイドスローで150キロ投げられたり、サイドにしたらピッチングが良くなったという選手もいます。

その他にも次のようなメリットがあります。

1、体が横回旋なので負担が少なく体重移動がしやすい。

2、腕も横に振るだけなので肩、肘へのリスクも少ない。

3、コントロールが良くなる。（個人差があります。笑）

4、横の変化球を投げやすい、ボールを動かしやすい。

5、浮き上がるようなボールを投げられる。

6、アウトコースに角度がつくので右打者が打ちづらくなる。

7、ストレートでの緩急が投げやすくなる。

などなど、オーバースローとは違ったメリットやピッチングの楽しさもあります。

🟩気をつける4つのポイント

1、シュート回転のボールになるので抜けるとデッドボールになりやすい。

2、低めにコントロールするには他の投げ方より下半身がより重要になる。

3、左打者から見やすくなるからシュート系や落ちる変化球があるといい。

4、ランナー出た時のクイックモーションが大きくなりやすい。

どんな投げ方でも気をつける点はありますが練習をすることで、改善することもできます。

それでも、今の投げ方で悩んでいる時は、投げ方を変えてチャレンジしてみる事も大切です！

その中でもサイドスローは、体の構造的にも横回旋で投げる投げ方なので、体の使い方もシンプルな投げ方なので、試してみるのをオススメします。

🟩投手は背骨と股関節が大切！

次の２つのワークで背骨と股関節を使いやすい体にしましょう。

背骨ワーク

動かす背骨のポイント

・腰椎５番・・・腰の骨の一番下

・胸椎１２番・・臍から指４本上のみぞおち裏の背骨

・胸椎８番・・・肩甲骨の下ラインの背骨

・頸椎７番・・・下を向いた時に首と背中の境で隆起する骨。

・頸椎１番・・・後頭部の隆起した骨から下へ下がっていった凹み。

※凹みの下で触れる首の骨は頸椎２番なので注意。

この５つのポイントを１ヶ所ずつ指で触りながら前後屈・左右回旋・左右側屈を５回ずつ動かします。

股関節のワーク

投げるときに踏み出す足を一歩前で出して左右の足が前後します。

右投げ場合は左足前、右足後ろになります。

この状態で、左右の股関節前面の付け根を触ります。

そして、お尻を突き出すようにお辞儀して戻す動作を５回繰り返します。

これだけで変わりますので、ぜひ試してみてください！

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サイドスローのメリットと、4つの注意点