2月18日の中日新聞の「健康と医療」欄に「乳房再建」の話の中で、愛知医大の梅本先生や昭和大学の中村先生のコメントに加えて、木沢記念病院(岐阜美濃加茂市)形成外科の高木美香子先生のコメントが載っていました。
彼女は九州の久留米医大から、いちだクリニックに赴任して2年間修業したのち、3年前木沢記念病院に形成外科外来の新設にともない赴任した先生です。彼女は以前から、女性のために形成外科医として、乳がん術後の乳房再建をライフワークとして頑張りたいという、はっきりとした意志を持っていました。
そして、彼女のすごい所は、何か目標ができると、それに向かって突進するタイプだというところです。
岐阜に来ることになったきっかけは、突然私に電話が来て、「見学に行きたいのですが」ということでした。実家が幸い美濃加茂市ということもあり、1週間の研修が実現しその後とんとん拍子に就職ということになりました。(おまけに彼女は2人の同年代のイケメン青年医師まで一緒に連れてきました!それほど左様にリーダーシップがあるということです)
昨年7月から乳房再建手術が、人工物(シリコンバッグ)を使っても保険が適応になるということで、何かと話題になることが多くなり、彼女の周辺ではにわかに忙しくなってきたようです。3年前から彼女は愛知医大の形成外科にも出向き、積極的に再建の勉強をしていましたし、木沢記念病院の乳腺外科医とチームを組んでいますから、準備はしっかりできています。形成外科医としての基礎もしっかりと身に着けていますので、今後の彼女の活躍を心から祈っています。