「日はくるる 雨はふる野の 道すがら かかる旅路を たのむかさもり」
千葉県にある笠森寺に来ました。
ここは千葉県の中央に位置する所にあります。
駐車場から笠森寺自然林の中の長い階段を登ると二天門が見えてきます。
この二天門では、「風神」「雷神」が祀られていました。
【
二天門】

【二天門の風神雷神】


そして境内に入ると、四方懸崖造りといわれる観音堂(本堂)が見えてきます。
観音堂は1028年(平安時代)後一条天皇の勅命により建立されました。
大きな岩丘の周囲に61本の巨大な柱を立てその上に舞台を造り伽藍を設け、
「四方懸造り」という日本でも唯一現存している建物の一つです。
【
観音堂(本堂)】

この観音堂は昭和32年、全解体の上大修理を行っています。
昭和の初めまで無住職だった笠森寺は興廃著しく、
いつ倒壊してもおかしくなかったそうです。
修理費用には莫大な費用が必要で、現在のご住職は東京まで出向き、
企業や団体に寄付を募ったそうですが、寄付に否定的な方も多く、
理不尽な扱いを受けることも多かったそうです。
一度全て観音堂を解体し岩山だけになった後、ひとつひとつ組み立てていき、
昭和37年無事修理が完了した時は感無量だったそうです。
【
観音堂(本堂)】

ところでここ笠森寺は、伝教大師(最澄)が784年(奈良時代末期)に開山しました。
伝教大師が東国巡錫でこの地を訪れたとき、楠でご本尊である十一面観音像を彫刻し、
山上に安置したと伝えられています。
ただ、ご本尊の背面には1426年(室町時代)仏師慶賛が造立したとの記載があるそうなので
実際には室町時代に造られた仏像のようです。
山号:大悲山
寺号院号:笠森寺(かさもりでら)
御本尊:千手観世音菩薩(笠森観音)
宗派:天台宗
坂東三十三観音 第三十一番
千葉県長生郡長南町
【
観音堂(本堂)】

ここ笠森寺の自然林は国の天然記念物に指定されています。
笠森寺の約2万坪の寺域は、草創当時より禁伐林として保護され
樹齢数百年の杉、楠、樫などが昔のままの状態で残されおり貴重な自然遺産です。
【
本堂より境内を望む】

バブル時代には開発の提案が数々あったそうですが全て断ったそうです。
もし、開発が行われたら現在の自然はなくなっていたかもしれません。
【
子授楠】

このお寺の自然道はいろいろ楽しめます。
こちらの楠に空いている穴を潜ると、子宝にめぐまれるそうです。
ちょっと狭く感じますが、東大寺の柱の穴と同じくらいの大きさです。
【
子授楠】

ここのお寺は、田舎のお寺とは思えないほど大きなお寺ですが、
檀家も少なく(お墓は見ませんでした)今後の維持費も大変だと思います。
今後も大切な遺産を守っていけることを祈ります。
【
六角堂】

そして御朱印です。
【
御朱印】


2014年9月5日 10:30~
千葉県にある笠森寺に来ました。
ここは千葉県の中央に位置する所にあります。
駐車場から笠森寺自然林の中の長い階段を登ると二天門が見えてきます。
この二天門では、「風神」「雷神」が祀られていました。
【
二天門】
【二天門の風神雷神】


そして境内に入ると、四方懸崖造りといわれる観音堂(本堂)が見えてきます。
観音堂は1028年(平安時代)後一条天皇の勅命により建立されました。
大きな岩丘の周囲に61本の巨大な柱を立てその上に舞台を造り伽藍を設け、
「四方懸造り」という日本でも唯一現存している建物の一つです。
【
観音堂(本堂)】
この観音堂は昭和32年、全解体の上大修理を行っています。
昭和の初めまで無住職だった笠森寺は興廃著しく、
いつ倒壊してもおかしくなかったそうです。
修理費用には莫大な費用が必要で、現在のご住職は東京まで出向き、
企業や団体に寄付を募ったそうですが、寄付に否定的な方も多く、
理不尽な扱いを受けることも多かったそうです。
一度全て観音堂を解体し岩山だけになった後、ひとつひとつ組み立てていき、
昭和37年無事修理が完了した時は感無量だったそうです。
【
観音堂(本堂)】
ところでここ笠森寺は、伝教大師(最澄)が784年(奈良時代末期)に開山しました。
伝教大師が東国巡錫でこの地を訪れたとき、楠でご本尊である十一面観音像を彫刻し、
山上に安置したと伝えられています。
ただ、ご本尊の背面には1426年(室町時代)仏師慶賛が造立したとの記載があるそうなので
実際には室町時代に造られた仏像のようです。
山号:大悲山
寺号院号:笠森寺(かさもりでら)
御本尊:千手観世音菩薩(笠森観音)
宗派:天台宗
坂東三十三観音 第三十一番
千葉県長生郡長南町【
観音堂(本堂)】
ここ笠森寺の自然林は国の天然記念物に指定されています。
笠森寺の約2万坪の寺域は、草創当時より禁伐林として保護され
樹齢数百年の杉、楠、樫などが昔のままの状態で残されおり貴重な自然遺産です。
【
本堂より境内を望む】
バブル時代には開発の提案が数々あったそうですが全て断ったそうです。
もし、開発が行われたら現在の自然はなくなっていたかもしれません。
【
子授楠】
このお寺の自然道はいろいろ楽しめます。
こちらの楠に空いている穴を潜ると、子宝にめぐまれるそうです。
ちょっと狭く感じますが、東大寺の柱の穴と同じくらいの大きさです。
【
子授楠】
ここのお寺は、田舎のお寺とは思えないほど大きなお寺ですが、
檀家も少なく(お墓は見ませんでした)今後の維持費も大変だと思います。
今後も大切な遺産を守っていけることを祈ります。
【
六角堂】
そして御朱印です。
【
御朱印】

2014年9月5日 10:30~