ハイアーセルフ(高次の自己)とつながる | My Diary♪

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zeraniumのブログ
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-1a92.html  <転載元>



・ハイアーセルフ(高次の自己)とつながる

   私たちは自分自身のことを、この人間の肉体に宿って、今の地球上に暮らしている存在だと見なしています。でも実際にはあなたはこれまでにも、ここに今いる自分だけでなく、他のいくつもの生命レベルに同時に存在し続けているのです。人間とは多次元的な存在であり、実際に他の世界で今の生活とは別の生活を営んでいるのです。それは私の知るすべてに照らし合わせて、まったく真実です。

   私たち人間は、そうした自分の別の側面と意識的につながっているのが本来の自然な状態なのですが、1万3000年前のアトランティス時代の「転落」(堕落)が原因で、みなが自分のハイアーセルフ(高次の自己)と切り離されてしまいました。つまり3次元的意識へと転落した時点で、多次元的自己とのつながりが切れてしまったのです。そこから分断が始まり、もはや自分自身のさまざまな側面と通じ合えないほど、低い意識に落ちてしまいました。

   もう一度自分の高次の自己(ハイアーセルフ)とつながるというのは、チャネリングとかそうした性質のものではありません。それはあなたの本質と霊が再び結びつくことです。より正確に言えば、それは思い出すということです。人間にはより高次の側面があることを、世界中の多くの先住民族と同様、私も知っています。

   意識的なコミュニケーションによってその側面とつながってしまうと、私たちは日常の一瞬一瞬でどう行動すればいいか、明確なガイダンスを自分の内側から受け取るようになります。するとその行動は努力しなくても、感謝と力に満ちたものになります。そしてこのようなガイダンスは、自分自身からしか得ることができません。あなた自身があなたの面倒を見るように、ガイダンスそのものがあなたの面倒を見てくれるのです。

   私は以前、ハイアーセルフとつながるための方法を教えていました。
   ですが今わかっていることは、その方法は一定の条件の下でしか機能せず、私自身はうまくいったのですが、なぜか他の人たちにはうまく機能しなかったのです。私は何年もその問題に取り組みましたが解明できず、ついに天使たちに教えてくれるよう頼みました。するとその後、次々と立て続けに一連の出来事が起こり、それらを通してよく理解できるようになりました。

   援助を求めた直後の出来事ですが、私はワシントン州オリンピアでワークショップを行なっていました。その中に1人の60代の男性が参加しており、彼はハワイの先住民族だということでした。私は彼を見た時、なぜ彼がこのワークショップに来ているのか理解できませんでした。なぜなら彼には必要ないように見えたからです。

   私は彼に歩み寄って、「なぜここに来られたのですか?」と尋ねると、彼は「私にもよくわからないのです」と答えます。そしてワークショップの何日目かに、私は再び彼に話しかけ、「お仕事は何ですか?」と訊ねると彼は言いました。「私が教えているのはただ一つ、どうやってハイアーセルフとつながるかだけなのです」と。私は絶句しました。

   そしてワークショップでハイアーセルフの話になった時、私はハワイのカフナである男性にハイアーセルフについて話してくれるようお願いしました。彼の2時間にも及ぶ話は私にとってまさに完璧なものであり、私の見解を一変させました。私はそれまでの経験から、自分がいて、ハイアーセルフがいると理解していました。なぜなら自分の人生ではそのように見えたからです。

   ところがそのカフナの男性は、私たちには高次の自己(ハイアーセルフ)と中位の自己(ミドルセルフ)、それに低次の自己(ロウアーセルフ)という3つの相があると明言したのです。すべては3つから成るのですから、それはきわめて納得のいく話でした。

   私はそのカフナの男性との出会いの後、多くの体験からはっきり見えてきたことがありました。私たちの二元性の意識がミドルセルフ(中位自己)だとすればハイアーセルフとロウアーセルフという2つの自己とは一体何なのでしょうか? 一番重要なことは、人間はロウアーセルフとつながってからでなければ、ハイアーセルフとつながることはできないという認識です。霊は上昇する前に、まず下へ降りて行かねばなりません。この教えは私の人生において、実にさまざまな形で確認されています。

母なる地球であるロウアーセルフとつながる

   もっとも端的な言葉を使えば、ロウアーセルフとは私たちの「無意識」のことです。しかし一般的に、無意識が個人的な思考のことだけを指す見方とは異なり、ここでいうロウアーセルフなる無意識は「集合無意識」のことであり、地球上のすべての人とつながっている無意識のことです。それはあらゆる人々の無意識を非常に深く知っており、現在地上に生きている人だけでなく、過去に生きた人々、未来の地球に生きる人々の無意識も知っています。

   確かに私個人の潜在意識も、過去や未来について、少なくとも地球に関することなら詳しく知っています。しかしロウアーセルフはそれに加えて、人間だけでなく地球上のあらゆる生命、つまり生きている生物圏全体を把握しつながっているのです。ロウアーセルフは完璧に記録しています。またロウアーセルフは生きていて、1人の存在としてあなたに対しコミュニケーションすることができます。

   それは「母なる地球」自身に他なりません。
   つまり、「母なる地球」こそが私たちのロウアーセルフなのです。ここで明確にしておきたいのですが、ロウアーセルフとは「母なる地球」と、その地表、地中、空中に存在するすべての生命をいいます。

   ハワイのカフナたちによれば、そしてこれは世界中の先住民族の考えでもあるのですが、地球は2歳から6歳くらいの子どもだそうです。つまり、地球は常に子どもであり、それは彼女である母なる地球が本当に子どもだからなのです。自分のロウアーセルフとつながるためには、地球を愛し、地球と遊ぶことから始めなければならないというのが、世界中の先住民族の信じていることです。

   大人たちの教養やその知的思考、あるいは権謀や策略などはすべて、「母なる地球」とつながるためには何の役にも立ちません。そうしたことに彼女は興味を示さないのが普通です。毎日何時間も瞑想したり、ほかに一切何もしないで、「母なる地球」とつながる試みだけに没頭することもできるでしょう。ですがそれらはたいてい、時間の浪費に終わります。一生懸命頑張って努力すればするほど、何かが起こる可能性は低くなるでしょう。

   それはなぜでしょうか?
   「母なる地球」は、あなたの内なる無邪気な子どもとしか結びつかないからです。そして誰もがよく知っているように、私たちのほとんどがその子どものような無邪気さを失っています。私たちは「母なる地球」を知って意識的につながるという道を失ってしまったのです。もしあなたがここから先へ進みたいと思うならば、あなた自身の内なる子ども(インナーチャイルド)を思い出し、生き生きと躍動させなければなりません。

   自分自身を見てみましょう。
   私たちの認識は大人の側面、つまり自分はわかっている、知っていると思っている部分です。あるいはあなたは世界的に著名な大学の修士号や博士号を持っているかもしれず、その道でのエキスパートであるかもしれません。あるいは有名人で、世間から大きな尊敬と名声を集めているかもしれません。しかしながら、もしあなたが「母なる地球」を知ろうとするならば、それらはすべて脇へ置き、きれいさっぱり忘れなければなりません。

   「母なる地球」はそのようなものには何の興味もありません。
   彼女は子どもが好きです。あなたの内に存在する子どものような健全さや無邪気さが、大人という「がらくたの仮面」を突き破って溢れ出して来るとき、あなたの霊的生活には本物の何かが始まるでしょう。

   たとえばカフナたちは、魚が捕りたい時には「母なる地球」に、地球の資源である魚を与えてくれるように頼みます。すると彼女は彼らに応えてくれます。それはさまざまな現実となって得られるかもしれず、あるいは雲が人の手の形をとって、魚の居場所を指し示すかもしれません。するとカフナたちは船を出し、「母なる地球」に告げられた漁場を目指すのです。

   これが自然とともに暮らす生き方であり、文明化した人類がいまや完全に失ってしまった生き方です。そして少数の先住民族の人々や「地球の番人たち」は、今でもそのようにして生きています。

   ではあなたの場合はどうでしょうか。
   たとえば仕事や学校が終わり、今から家に帰ろうと思います。ポケットに手を入れて自転車や車のカギを探ります。そのとたん、もうあなたの心は今ではなく未来に飛び、車や帰り道のことを考えています。車を発進させるやいなや、また心は未来へ飛びます。家までの道路のこと、夫や妻や恋人のこと、飼い犬や猫のことなどを考えていて、その時あなたの目の前にあるものはほとんど目に入っていません。

   あなたは相変わらず、先のことや済んでしまったことを考えていて未来か過去にいます。ところが、私たちが真に何かを体験できるのは”今という現在においてだけ”なのです。しかしほとんどの人にとって、現在とはしばしば余りにも苦痛であるために、関わりたくなくて逃げ出すのです。

   あなたは車を運転しながら、周りにひろがる美しさが目に入っていたでしょうか? 沈んでいく夕日を見ましたか? 空にふんわり浮かぶ白い雲を見ましたか? 大気の芳しさを感じましたか? あるいは大気汚染が気になって感じないようにしているのでしょうか。自然界の色彩の驚くべき美しさに気がついたでしょうか? 母なる地球の愛を感じましたか? 家まで帰るのに、車を運転するのに必要な感覚以外の、何かしらの感覚を使いましたか?

内なる子どもが溢れ出すとき、真の霊的生活が始まる

   ここが問題なのです。
   実は私たちの大人としての生活は生気を失い、単なる人間としての可能性の影を生きているに過ぎません。子どもたちが自然を体験しているところをよく注意してみたことがありますか。子どもたちは周りの世界の素晴らしい美しさにわれを忘れて夢中になり、時にはまるで別世界へ行ってしまったかのようです。あなたにもその思い出がありませんか?

   あなたが「母なる地球」であるロウアーセルフとつながりたいと思うなら、あなた自身の内なるインナーチャイルドを探し出し、もう一度子どもにならなければなりません。そして「母」と遊び、歓喜し、本当の意味で生きることを楽しむことです。つまり、喜びに溢れた人生を生きるということです。

   それは他の誰かが、あなたに対してこう生きるべきだと考えるようにではなく、あなた自身が本当に生きたいように生きることです。そうすれば必然的に、あなたは他の人々やさまざまな動物たちや生き物の生命を思いやるようになるでしょう。それはつながっているので、自然とそうなるのです。

   真に霊的な人生を始めるには、人は誰でも本当に子どもとなって入っていかなければなりません。カフナによれば、ロウアーセルフとの間に真のつながりが築かれてはじめて、ハイアーセルフとつながることができます。あなたにその準備ができたかどうかを決めるのは「母なる地球」その人なのです。「母なる地球」があなたに準備ができたのを感じ取った時、ハイアーセルフというあなたの崇高な側面に引き合わせてくれます。

   そこにはどのような決意や力、あるいはいかなる懇願や涙を通してもそこに達することはできません。愛と純真無垢ときわめて大きな忍耐だけが、あなた自身の道を見出せるように導いてくれます。チャレンジ精神は忘れてください。それは「母なる地球」とつながろうとすることさえ忘れるべきなのです。そこで求められているのは頭ではなく、ただハートから人生を生きることなのです。そうすれば思考そのものも、ハートの下に機能するようになるでしょう。 

     

        古代神聖幾何学の秘密 The Ancient Secret of the Flower of Life
     book 『フラワー・オブ・ライフ』第一巻 ドランヴァロ・メルキゼデク  
                   ナチュラルスピリット

                          抜粋