もちもちですニコニコ


私を羽交い締めして連れていこうとしていた人は学生さんでした……

そして、塾に行かなきゃ……とブツブツ言いながら母が捕まえようとしてる腕をすり抜けて逃げて行ってしまったんです。


その後の事は私もはっきりとは記憶にありませんが、後日母から聞いたところによると……


警察を呼び、警察の方が付近一帯犯人の捜索活動をしてくださったと。家の周りをパトカーがぐるぐる回っていたのは何となく覚えています。しかし犯人は捕まらず……

もともと大人しかった私は、家の中で本を読んだりお人形さんで遊んだり親の目の届く範囲に置かれるようになりました。私自身も特に不自由を感じることも無く大人しく毎日をすごしておりました……。