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2012年問題とは?
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マヤ文明の地球滅亡の予言?

アメリカ、ロシア、中国などで国家元首が変わるアレ?

いやいや、2012年 には団塊世代が大量退職し、その事から各業界で労働力不足が発生するという問題です。団塊の世代の人口は600万人を越えます。これは千葉県の人口に匹敵する数です。段階的ではあるにしろ「世界に誇れるものづくり」の担い手であった方々の退職は、社会に大きな影響を与えるかもしれません。


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人が減ったら人を増やす。
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単純明快ですが、企業は人が減ったらその分の労働力を補充する動きをします。永く続いた就職氷河期に少し希望の光が射して来たイメージしませんか?今一部では若年層にやっとチャンスが廻って来るのでは?との期待も聴かれます。


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だが、依然として立ちはだかる厳選採用の壁
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企業は前述の通り、人手が足りなければ労働力が新たに必要になります。しかし、この単純な原理がそのまま適用されるのは、アルバイトやパートといった非正規雇用の労働者だけだと思います。それはこういった労働者が行なう業務が物理的な物が多いからです。言葉は悪いですが、短期間で習得出来る知識や技術で賄われる業務です。(接客・レジ・品出しなど)

一方、正社員の行なう作業は、もちろん物理的な作業もありますが、空間的な目に見えない業務を含みます。それは管理業務だったり、指示する事、判断する事などです。こういった作業はある程度の経験とそれを遂行するポテンシャルが必要です。

そのため企業は人手が足りないからといって、闇雲な正社員の雇用には消極的です。ですから何度も何度も面接等を繰り返し、より会社に有益な人材を確保しようという「厳選採用」を行なうのです。


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失敗のリスクが少ない就職の形態
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上記のような状況の中で、今後さらに注目されそうなのが、紹介予定派遣です。
これは、派遣先に直接雇用されることを前提として、一定期間派遣スタッフとして就業します。その後、派遣期間終了時に企業と本人が相談し、合意した場合正社員として採用されるという就業方法です。
派遣期間は最大で6ヵ月ですが、平均3ヵ月程度に設定されていることがほとんどのようです。

これには予め企業の雰囲気や労働環境を、知る事が出来るという大きなメリットがあります。(企業も同様に、その人がどんな人かを判断する事が出来ます。)

厳選採用の末、本当に苦労してやっと採用されました。でも働いてみたら、イメージ違うし、もう辞めたいです。これでは時間の大きなロスですよね。

紹介予定派遣ならばそんなリスクを軽減する事が出来ます。前述したように企業もまた採用に失敗したくないとう観点から、今後紹介予定派遣の需要は高まって来ると考えられます。企業の需要はそのまま、求職者への情報の供給と考えていいと思います。

紹介予定派遣という項目を、選択肢の一つに入れるのもありだと思いますよ。


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辞める理由とその心理状態
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会社を辞める理由ってなんだろう。
「人間関係」や「仕事の内容」、『賃金の問題」、「時間の問題」……
数え上げるとキリがないくらいだね。
もちろん前向きな気持ちで会社を辞める人もいると思うけれど、やはり現状に対しての「不満」や「不安」から転職する人が多いと思います。

そんな時/退職する → 「不満」な状態からの解放 → 嬉しい!

という短絡的な図式はどうしても生まれがちな物です。
実際それでいいというか、仕方がないと言うか、だね。うれしいよね、確かに。
でもそれは心の中に留めようね。周りに言ったりするのはマナー違反だと思います。


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立つ鳥は後を濁さない。
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「あ~、俺今日でこんな会社辞められて嬉しいよ~。」
もし軽い気持ちで同僚に話したとするよね。もしかしたら優しい同僚は話を合わせてくれるかもしれません。でも、その同僚は明日も、明後日も君の言う「こんな会社」で頑張って行くんだよね。君の何気ない言葉はその同僚を不快にしたり、傷つけてしまうかもしれないよ。

また、君の心の中はどうだろう?どんなに不平があったとしても、少なからずそこで働いていたという事は、その会社から対価として賃金を得ていた筈だよね。確かに労働に対しての賃金だから、等価交換であるとしたら、当然の事だよね。でも、君が働いたという「時間」や「成果」のような物まで否定するイメージがないかな?この数年、あるいはこの数ヶ月が無駄なものだったと、切り捨ててしまうのは、なんだかもったいない気がするよ。

不満はあったけど、俺は頑張った!その経験を(例えわずかな物だとしても)次の職場で活かそう!
そんな風に考える方が余程、次に繋がる筈だと思うよ。


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在職中に面接を受ける場合など
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在職中に面接を受ける場合、面接官はこんな質問をする筈です。
「現在、在職中ですが、仮に採用になった場合、いつぐらいから入社が可能ですか?」
この時ある人は、「求人しているという事は人が欲しいのだから、すぐに対応出来ないときっとダメだよな。」と考え、「いつからでも対応可能です。」などと答える事があるんだ。(アルバイトの方に多い傾向があります)
面接官は正直びっくりしてしまうんだ。確かに現在在職している職場との話合いの中で、そういった対応が出来る人もいると思うけれどね。ただ、そういう事情ではない場合、在職中の職場を急に放棄するように聞こえてしまうんだ。急に退職してしまう人。もし面接官がそんな風に感じてしまったら、もちろん怖くて採用なんて出来ないよね。

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ではどのように対応するのか
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「現在、在職中ですが、仮に採用になった場合、いつぐらいから入社が可能ですか?」
この質問は誠実に答えようね。
「現在の職場との相談が必要ですが、引き継ぎ等がございますので1ヶ月ほどかかります。」のようにきちちんとした対応が出来る事を示そう。

民法627条1項では「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する」とあるので、最低2週間、退職にはかかると考えていい。ただし、就業規則等1ヶ月とあれば、それに従うのが一般的かもしれない。
※そのあたりについても、在職中の職場としっかり話合い、一緒に働いていた仲間が困らないように配慮してあげるのも、一つのマナーとも考えられるよね。

確かに企業はすぐに人が欲しかったりはする、それは確かだと思う。但し、いい加減に職場を辞める人をすぐに採用して、またいい加減に急に辞められるくらいなら、じっくりと待ってでも、しっかりとした対応が出来るような、正しいマナーを理解した人を採用したいと考えているんだ。

会社の辞め方というは、次の採用にも関わって来るような重要な問題なんだよ。いい会社の辞め方は、そのまま「損のない辞め方」とも言えるかもしれないね。

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なんでか?
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例えば君がラーメン屋に食事に行ったとしよう。君の接客をする店員がボッサボッサの髪の毛で、持って来た水の入ったコップを机に置いた。その指にはいかにも不潔そうな長い爪が伸びていた。さらに注文を取る態度がやたら横柄だったり、惰性感たっぷりだったり。君はもう次、そのお店行かなくない?


●客が行かない → ●店困る → ●店、もうそんな店員は採用しない



というのは自然の流れ。だから面接官は自分のお店や会社に、不利益になりえるような人は採用しないんだよ。それが下で述べる第一印象が大切だという理由の元になっているんだ。


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では、不利益とは?
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お店や会社の業績を損ねるような事をする事だね。上で述べたように、例えば店員さんはお店の顔でもあるよね。店員さんの印象が、そのお店の価値を決めると言っても言い過ぎじゃあない。もちろん商品の価値は絶対だけど、いやな思いをしてまで、そのお店で消費しなければならない程、現代の社会は不便じゃないよね。


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ではどんな人が利益をもたらす人なの?
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お店や会社はいわゆる「いい感じの人」「いい感じの接客の出来る人」「いい笑顔の出来る人」「いい挨拶の出来る人」を利益をもたらしてくれる人と考えているんだよ。
少し抽象的に思えて想像しづらかったら、このように考えてみよう。最初に話したラーメン屋の話を思い出して。

君がのれんをくぐると「いらっしゃいませ~!」と明るい声と笑顔で挨拶をしてくれました。水の入ったコップを持つ手の先は、綺麗に爪が切られていて清潔感があります。髪の毛も整っていてます。髪の毛が落ちるような心配はあまりしなくてすみそうです。

果たして君はどちらの場合に好印象を持ちますか?
好印象が持てる店員のいるお店ならば、私ならまた食事に行こうと考えます。だって好印象ですから。
なのでこんな図式が成立するよね。


●客がくる → ●店助かる → ●店、そんな店員を採用したい!




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では採用される人は?
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もうお分かりのように、「清潔感があり、笑顔で挨拶が出来る人です。」すごく単純な事なんだよ。
ここで、重要なのが第一印象なんだ。面接官は面接の短い時間の中で、面接する人の全てを知るような事は出来ないと知っているからね。はなからそんな事は諦めているんだよ。では何を見ているのか?それが第一印象なんだよ。もしかしたら面接官によっては、第一印象のほんの2~3分で合否を決めてしまっている人も、いるかもしれないね。

また、第一印象をよく見せる事の出来る『努力』が出来る人というのも、面接官は大好物なんだ。普段そんんなに身なりに頓着はないけれど、面接だから綺麗に見せようとか、普段声が小さくて挨拶苦手だけれど、面接では意識的に頑張ろうというような『努力』の事だよ。『努力』するという事は真剣に採用されたいという気持ちの現れだかね。面接官はその辺の嗅覚には職業柄非常に長けているんだ。『努力』は決して無駄ではないと言えると思いますよ。

もう少し想像しやすく言うならば、君が「また、このお店に来てもいいかな」と思えるような店員さんそのものがお店や企業が採用する人材と考えればいい。君がその店員さんに持った第一印象こそが採用の合否を決めていると思って間違いないよ。