昨夜は、会社の先輩のお父様がお亡くなりになり、お通夜に出席してきました。
お知り合いの葬儀といえ、我が家の宗派と同じ浄土宗で、お坊さんが唱える南無阿弥陀仏が、
8年前に逝ってしまった父親の葬儀を思い出しとても悲しかった事を思い出しました。
葬儀は施主の立場だったので、色々な方のお相手などで、父の感慨に浸ることなく終わってしまいましたが、
8年間、事ある度に父への孝行を残した事に悔いを抱いております。
あれもしてあげればよかった、これもしてあげればよかった、、、振り返れば数多くの事を思ってしまいます。
当時父は函館、私は札幌と離れていましたが、事ある度に函館まで車を走らせていました。
孫(私と弟の息子)は、亡くなる1年前、仲良く歩きで函館山に登った思い出が未だに残っているようです。
親孝行、したい時には親はなし。本当にそうですね。
私には、最後の入院してすぐの見舞い時、エレベータまで送りに来た青いパジャマを着た父の姿と、
「今回ばかりは駄目かもしれない」といって笑いながら握手をした父の笑顔が忘れられません。
最後はとても苦しそうに眉間にしわを寄せて逝った父。
本当に心から感謝しています。