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坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

メインテーマは野球、ラグビーを中心としたスポーツと映画です。

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選抜高等学校野球大会が終了してから、1週間以上が経ち、すっかり春爛漫の中(少し寒い春ですが)、東京ではあの帝京高校が選抜出場校の安田学園が勝つ等、春季大会が行われています。
そんな時期に少し情報が古い気もしますが、選抜大会で気になった試合と出場チームについて、所感を述べたいと思います。


⚫大阪桐蔭の県立岐阜商戰敗退と相変わらずの力強さ
負けて尚、強しの印象でした。4番の近田君が直前に怪我、主戦の葛川君が故障上がり、更に森友君が抜けた状態だと、さすがに勝ち進むのは厳しかったようですね。惜敗した県岐阜商戦は守備の乱れが敗因になっていますが、実は昨年のチームにも守備の乱れはありました。それを怪物藤波君が最少失点もしくゼロに抑え連鎖させなかったので、目に見える弱点に見えませんでした。ところが、今年のチームは藤波君のような絶対的なエースはいませんから、守備の乱れが致命傷になりました。しかも連鎖してのエラーですから、さすがにそつなくかつスキのない野球をやる県岐阜商に徹底的につけこまれました。この乱れを除いて、守備のレベル、質は昨年のチーム同様、相当高いと感じましたので、このミスの連鎖は勿体無かったです。
飛車角落ちの状態で県岐阜商の好左腕の藤田君を捉えかけていましたから、打線の力はやはり全国随一で、守備の乱れがあり追い掛ける状態でなければ、おそらくもっと点を取っていたでしょう。主戦の葛川君の投球もなかなかでした。個々の選手のポテンシャルは昨年以上だと思いますので、夏には絶対に見たいチームです。
あと最終回の峯森君の本塁突入、野球経験者ならご理解頂けると思いますが、仮に故意にぶつかる気持ちが少し位あったとしても仕方ないプレーだったと思います。怪我をさせたことは謝らなければならないでしょうし、アウトの判定も適切だったと思います。しかしながら、殊更に悪質なプレーとして煽ったマスコミや、大会講評で大会役員が話題に挙げる等については、疑問に思いました。あとこれは余談ですが、ニ死ニ塁センター前ヒットで本塁突入はセオリーですが、コーチャーの判断は難しいところだったんでしょうか。


⚫高知、早実投手陣
高知の投手陣、2枚看板(酒井君、和田君)は大会ナンバー1の質だったと思います。もともと打線の評判は高いチームでしたので、攻守がかみ合い勝ち進みましたが、消耗戦になる夏も心強いでしょうね。
また強い印象が残ったのが早実の左腕3枚。主戦二山君だけのチームではありません。伝統の守備の上手さと野球の質の高さは健在なようなので、やや弱い打線に力がつくと、厄介なチームになりそうです。

⚫敦賀気比、聖光学院打線の迫力
今大会ナンバー1打線は、浦和学院と並んで敦賀気比でしょう。特に各打者の振りは鋭く、打球が速かったです。特に、沖縄尚学戦と聖光学院戦はすごかったですね。
その敦賀気比に敗れた聖光学院の打線にも、力強い振りからポテンシャルの高さを感じました。

⚫済美安楽君、浦和学院小島君、大和広陵立田君、盛岡大附属松本君、県岐阜商藤田君
大会ナンバー1投手は文句無しに安楽君、続いて、強打の北照と敦賀気比を完璧に抑えた小島君でしょう。同じ2年生の立田君は勿体無い負け方でしたが、スケールの大きさとポテンシャルの高さを感じました。
また3年生ですが、松本君のスライダーの切れと直球のコンビネーションには印象が残りました。
藤田君は技能賞でしょうね。但し、各校の打線に力がつく夏はもう少し球威が必要になると思います。

⚫済美打線の健闘
安楽君と比較して、あまり前評判が良くなった打線、今大会では全国でも上位クラスの力があったと思います。好投手の広陵下石君、済せい大竹君、県岐阜商藤田君、高知和田君、酒井君という好投手たちからの得点はなかなかだったと思います。安楽君に続く投手次第では、投打に力強い済美が夏に見られるかもしれません。

⚫履正社、花咲徳栄、報徳学園の早期敗退
岩国商の高橋君、県岐阜商の藤田君、総合力の高い常葉菊川と共に難しい相手だったはいえ、早期敗退は予想外でした。甲子園初戦の難しさでしょうか。実は、優勝した浦和学院も、初戦の土佐戦が最も際どい試合でした。

⚫力があった広陵の強さ
広陵は安楽君の渾身の凄い投球にやられたわけですが、攻撃時の逸機や守備のミスがなければということもあった際どい試合でした。広陵は全攻守にレベルの高い野球で全国上位の力があり、夏出てくれば優勝候補だと思います。

⚫常葉菊川、京都翔英の総合力の高さ
優勝候補の報徳学園を破った常葉菊川には往年の強さを感じました。また秋季近畿王者の京都翔英は初戦敗退ですが、総合力の高いチームでだったと思います。

⚫浦和学院を応援する力
浦和学院の優勝後、 同校の選手達と交流があった石巻から応援する子供たちの記事がありましたが、それは単なる美談ということではなく、森監督が選手達とテレビ出演した際に、『野球をできることへの感謝の気持ち・・・やりたくてもできない人達がいる・・・』には気持ちがこもっていたことから、浦和学院の戦いを見続けたいという気持ちで応援する子供達の思いは本物だったように思えました。
随分前から微妙な采配で度々声があがることが多かった森監督ではありますが、そのお人柄とご指導が選手達に良い影響を与え、野球の神様を味方につけたということもきっとあると思いました。


現時点で、夏の優勝候補は浦和学院を筆頭として、大阪桐蔭、県岐阜商、敦賀気比、広陵、高知、面白いのが済美、早実、選抜に出ていないチームではやはり桐光学院だと思います。チーム状態は分かりませんが、帝京、明徳、智弁和歌山、千葉の有力校、更に選抜初戦敗退の報徳学園は不気味ですね。