“2012”は2009年に公開のディザスタームービー。同時に実在する世紀末論でもあるマヤの予言を取り扱った作品です。
1999年のノストラダムスの大予言に続き、2012年の前も数年間に渡り、世紀末論、人類滅亡説が大流行しましたが、あれは何だったんでしょう?もうあれから7年も経ってしまったんですね。何で皆こういうの信じちゃったんでしょうか。
映画“2012”は、そんな流行に便乗した映画ですが、で映画作品としては勿論面白かったですよ!
個人的にはディザスタームービーナンバー1です!
【作品概要】
2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界は終わりを迎える。この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリアンは、すぐに米大統領 主席補佐官に報告。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。そして2012年。売れない作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子供たちとキャンプにやってきたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。世界に滅亡が迫っていることを、偶然知ってしまい、家族を守ろうと必死に戦う。古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡するという予言を題材に、世界中で地震や津波などの大災害が起こる中、必死に生き延びようとする人々を描く。
原題:2012
監督:ローランド・エメリッヒ(「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」「スパ イダーパニック」「パトリオット」「ゴジラ」「スターゲイト」)
製作:ハラルド・クローサー、マーク・ゴードン、ラリー・フランコ
製作総指揮:ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、マイケル・ウィマー
キャスト:
ジョン・キューザック([シャンハイ」「理想の恋人.com」「コン・エアー」)、キウェテル・イジョフォー(「ソルト」「アメリカン・ギャングスター」)、アマンダ・ピート、オリバー・プラット、タンディ・ニュートン、ダニー・グローバー(「僕らの未来への逆回転」「ザ・シューター/極大射程」)、ウッディ・ハレルソン(「ゾンビランド」「俺たちダンクシューター」「ナチュラルボーンキラーズ」)、トム・マッカーシー、リーアム・ジェームス、モーガン・リリー、ズラッコ・ブリッチ、ベアトリス・ローゼン、ヨハン・アーブ、ジョン・ビリングスレイ、チン・ハン、オスリック・チョウ、ブル・マンクマ、ジョージ・シーガル、スティーブン・マクハッティ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(2009年 アメリカ 158分)
【所感】
CGや合成等のVFXによる画面効果が凄くて、迫力ありました(以下例)。
①蛇のようにのたうち回る地面、地表。
②ジェンガのように崩れる高層ビル群。
③高層ビルどころかヒマラヤを越える巨大津波。
ディザスター・ムービーやパニックものといえば、やはりローランド・エメリッヒ監督です!ストーリーとその中にある人間模様、各種設定(多少無理目の各種設定や突っ込み所があるのはこういう映画のお約束)が壮大かつ波乱万丈で面白かったので、158分という長さを感じさせる映画ではありませんでした。
但し、原題にもある“2012”という世紀末(人類滅亡)を緻密に解読し解説していくというよりは、ひたすらパニックや災害から逃げたり戦う印象が強いです。“2012”や“マヤの予言”関係の文献を多少読んでいた私の感想としては、そのあたりの内容はあまり掘り下げられていないかと・・・。また助かるのは人類の一部のみというシビアな現実に関してあまり触れられていません。映画時間内に全てを描き切るのは不可能な要素なので個人的には已む無しだと思っています。エンタテインメント性・娯楽性を重視するとこういう映画になるんでしょう。全てを追求することはできませんからね。ローランド・エメリッヒ監督もこのあたりの事は分かった上でそうしたんでしょう。
“2012”、私が2010年に見た映画の中では“アバター”に次ぐ作品です。
ところで、来年2012年には何かあるんでしょうか(・・? 現実感がまだ湧いてきません・・・。


【参考情報】
なお2012年世紀末(人類滅亡)を取り扱った書籍は多くあり、また映画作品としても本記事紹介の「2012」以外に2作あります。下記(1)は原作を読み、下記(2)は映画を見たことがありますが、映画はやはり本記事の“2012”がベストだと思います。
映画を見ていない“2012 The War for the Souls”については何とも言えませんが、“2012 Dooms Day”は“2012”の別バージョンというよりは、亜流という感じです。
(1)“2012 The War for the Souls”

「アルマゲドン」を大ヒットさせたマイケル・ベイ監督が巨費を投じ製作。上記は原作の日本語訳版(ホイットリー・ストリーバー(著) 安原和見(訳)著)
《作品概要》
今もって謎の多い古代マヤ文明の精華「マヤン・カレンダー」2012年12月21日あたりでマヤ暦は終わり・・・それは地球に大異変が起こるとの予言なのか?黙示録の日が迫る地球では、並行する宇宙から、未知の脅威が襲来しつつあった。異星人の存在を信じる作家ワイリー・デイルは、予言を阻止しようとする (2010年 アメリカ)
(2)“2012 Dooms Day”
《作品概要》
2012年、12月21日。突然、世界が崩壊し人類にあらゆる大災害が襲いかかるパニックムービー。“古代マヤ暦の終焉”をもとに、まことしやかに噂される世界滅亡説をスリリングに描き出す。
デイル・ミッドキフが、世界を守るために奔走する!2012年12月。考古学者のフランクと元妻のトリッシュは、メキシコのジャングルの奥地で遺跡の発掘をしていた。だが、作業途中に突然火山が噴火。フランクたちは危機一髪で難を逃れるが、噴火による地殻変動により全米はもちろん、世界で自然災害が発生していく。そしてフランクたちは、遺跡の象形文字から驚愕の事実を発見するが…!?
監督:ニック・エヴァハート
キャスト:
デイル・ミッドキフ(スティーヴン・キング原作「ペット・セメタリー」主演)、エイミー・ドレンツ、クリフ・デ・ヤング
(2008年 アメリカ)
考古学者フランクが元妻のトリッシュの生命の危機の最中、元妻トリッシュに「私との出会いについてどう思っていたか」聞かれた後のセリフ、「The Greatest discaovery!」が最も印象に残っています。


