抗がん剤治療中、白血球の数値として特に気にすべきと
される値は好中球の値ですが、一般的に免疫力と言われる
のはむしろリンパ球の割合の高さとか。
今日は最近気になるリンパ球について調べました
正直、ちっと長いです
そして正直、かなり読みにくいです
でも、ワタシ的には目から鱗知識だったので、リンパ球や
免疫力に興味がある方に少しでもお役に立てればうれしいです。
そもそもリンパ球って?
免疫システムの主体となる白血球を構成する細胞のひとつ。
白血球は、
・顆粒球 ←「かりゅうきゅう」と読む
・リンパ球
・マクロファージ(単球)
から成っていて、それぞれの働きは次の通り。
顆粒球
血液の流れに乗って全身をパトロールし、体内に
侵入した(比較的大きな)細菌や細胞の死骸を
食べて分解。
※顆粒球には①好中球、②好酸球、③好塩基球
があるが、95%は好中球で占められている。
リンパ球
がん細胞やウィルス感染細胞など小さな変異細胞を
見つけだして駆逐。我らがNK細胞もリンパ球の一種。
マクロファージ(単球)
サイズの大きな異物や老廃物を食べて処理する。
また、外部から異物が体内に侵入したことを
リンパ球に知らせる役割も。
で、この顆粒球、リンパ球、マクロファージは互いに連絡を
とりあい、チームプレーで免疫システムを成して闘っている
ので、免疫力を高く保つ為には三者のバランスが鍵に
中でもリンパ球の割合を一定範囲内に保つことが重要
だそうです。
望ましい割合は?
白血球の構成比率を見るとマクロファージだけは全体
の約5%で一定し、顆粒球とリンパ球の比率は常に変動
しているそうです。
問題となるのは、リンパ球の白血球に占める割合。
これが、35%~41%の範囲にあれば健康で免疫力十分
な状態。
35%を割ると本来の免疫力が十分に発揮されない状態、
30%以下は免疫抑制の状態にあると考えられるそうです。
がん細胞の自然退縮を促す為には、リンパ球を
30%超に保つことが期待されます。
リンパ球はどうすれば高まるか?
白血球中の顆粒球とリンパ球の割合は常に変動するの
だけれども、このバランスに深く影響を与えているのが
自律神経。
「交感神経」と「副交感神経」の二つからなる自律神経
のうち、交感神経が顆粒球を、副交感神経がリンパ球を
支配しているとのこと。
【交感神経】
・活動・緊張・ストレスモード / アクセルモード
・主に昼間に活性化する神経
・交感神経優位であれば、顆粒球が活性化
【副交感神経】
・休息・修復・リラックスモード / ブレーキモード
・主に夜間に活性化する神経
・副交感神経優位であれば、リンパ球が活性化
本来であれば、この2つの神経は交互に働いて、顆粒球
とリンパ球のほどよいバランス感を維持。
ところが、交感神経優位の状態が過剰に続いてしまう
と、リンパ球の割合が下がり、免疫システムに乱れを
生じさせるということです。
ストレス・緊張状態を解き、副交感神経優位の状態を
確保することができれば、リンパ球はふたたび活性化
副交感神経を優位にするには?
早い話、心と体がリラックスできれば何でも良いらしいです。
よく寝る。副交感神経の働きやすい夜は特に寝る。
笑う。笑えなくても口角をあげる。
入浴やマッサージで筋肉の緊張を解き血行促進する。
ゆっくり呼吸する。
腸内環境を整える食材を摂る。(発酵食品、食物繊維など)
ほっくり草食系×非戦闘系の食事をする。
などなど。
いろいろ調べて思うこと。
それはやっぱり、これまでの生活は全然ダメだったなって
ことです
平日はほぼ毎日、終電まで働き続けてたし・・・
寝るのは、毎晩2時過ぎだったし・・・
野菜とか食べてなかったし・・・
はりつめてたし・・・
笑えてなかった・・・
とにかくずーーーーーーーーーっと疲れてました
こりゃ、病気になるわな
直近の血液検査結果を見返してみたところ、
現在のリンパ球/白血球の割合は、
1,130/3,600 = 31.38%
35%超を目指して、もっともっとゆるめていきます~
【ご注意ください】
ここでは、あくまでも私個人が文献やネット情報から学んだ内容を載せさせていただいて
います。あらかじめご了承ください。