(昨日の東京都産業交流展2007の僕の注目技術紹介)
糖尿病治療に朗報、無菌ウジが壊死した組織のみを食べる
ちょっと気持ち悪いと思う人もいると思いますが、生命の危機や切断、激痛に悩む人のために開発された画期的な技術の紹介。
愛する人がこうした病気になったらあなたは助けたいと思いませんか?
僕はこうした技術には目を背けず、応援していきたいと思います。
バイオセラピーメディカル社が開発した『マゴットセラピーシステム』。ハエの幼虫(ウジ)が動物の壊死組織だけを摂取する性質を利用して、人体の難治性創傷を治療するシステム。これは外科的手術では不可能な技術です。
使うウジはヒロズキンバエのマゴット(医療用無菌ウジ)だ。体長1mm、太さ0.5mm程度で、1平方センチメートルあたり5~10匹を目安にキズの表面に置いていく。その後、包帯やガーゼでキズの表面を覆う。
左から、治療前、治療中、治療後
(あまり大きな写真だと、どぎつくて卒倒しかねない人もいるでしょうから画像を小さくしました。)
最も特徴的な治療は、糖尿病のために壊死した足を救うことでしょう。実際、この治療を受けた症例のうち88%で足の切断を回避できたという。
写真を見るとわかる通り、糖尿病が進行すると、足はどす黒く変色し肉は腐り壊死していきまう。これは、合併症によって、手や足のなど体の末端の血管がふさがってしまい、栄養が行き届かなくなるから。全国には糖尿病が原因で足を切断した人はたくさんいます。
この治療法は、無菌ウジが腐った部位を食べることによって、壊死した部分のみを除去できる。足があれば自立歩行も可能だし、医療費も削減できる。患者の生活の質は、切断されたケースよりも大幅に向上するから余命も長くなるということになると思います。
糖尿病は生活習慣病の一種で、現在は患者数700万人といわれ(予備軍をいれたら1500万人くらいいるのではないか?)恐ろしい病気。いつ自分がかからないともいえません。
日本人の1割くらいは糖尿病または糖尿病予備軍と言われているから、この技術のマーケットは少なくないと思います。