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八甲田ロープウエー山頂駅より、岩木山を望む

山頂駅を降りると、太宰治がその小説津軽で「満目の水田の尽きるところに、ふはりと浮んでゐる。実際、軽く浮んでゐる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもつと女らしく」と書いた岩木山が見えます。

最終日のコースは箒場岱(ほうきばたい)ルートに決まりました。佐藤さんが天気が良ければ、連れて行きたいと言っていた、八甲田きってのロングコースです。

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硫黄岳方向

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赤倉岳と井戸岳

箒場岱ルートに行くには前方の赤倉岳を越えなければなりません。1時間半の急登が待っています。
それにしてもこの好天、何度も八甲田に来ているY正さんとA沢さんの話しでは、晴天確率、10パーセントではないかということでした。うれしいですね~。

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弘前スキークラブ K川さん

昨日から、今回のメンバー、T根さんの津軽のお友達K川さんが、ワインの差し入れをもって応援に駆けつけてくれました。うれしいですね!ニコニコと、今日もしんがりを務めてくれています。雰囲気でわかるんですが、相当の技量の持ち主と見ました。でも決して出過ぎず、後ろから遅れ気味の人に「汗をかかない程度に、ゆっくりと」などと声を掛けていました。ボクはブロガーですから戦場カメラマン、いつも写真撮りで遅れ気味、その会話聞いちゃいました。こんな人が本当の大和男子(やまとおのこ)です。

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間もなく赤倉岳

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赤倉の尾根

苦しい急登を登りきると快適な尾根道です。この下のコル(鞍部)が箒場岱(ほうきばたい)ルートの出発点です。
みんな頑張りました。1時間半の予定が1時間で着きました。お酒も浴びるくらい飲みますが、やるときはやるっていうメンバーですね。

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箒場ルートスタート

晴天とはいえ、そこは八甲田、吹きっさらしの出発点です。強風の中、シールをはがしたりの出発準備です。手袋を飛ばされたり、スキーを流したりすれば、命取りになることもありますから神経を使います。

実はボク、開眼って言ったら大げさかもしれませんが、昨日から少し分かりかけてきたんですよ。今まで斜面に飛び込むとかニュートラルなポジションをとることとか、いろいろやってたんですが、それはそれで真理なんですが、一歩進んで斜面に重心を乗せていくって気がついたんですよ。結果?まあまあでしたよ。

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ここまで来れば安心

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yamaちゃんダルマ

ここまで来れば安心です。A沢さん監修のアイディアに乗って、雪だるまになってみました。ボクはこんなキャラが似合ってますね。

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フォレストコース、銅像ルートGPS軌跡

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箒場ルートGPS軌跡



今回の八甲田、最高の天気と素晴らしいゆうゆうの仲間たちに囲まれて幸せでした。また仕事頑張ってやってくるぞー!まってろよ~八甲田~ パー

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八甲田ロープウェーより陸奥湾を望む(2011.02.05)


昨年に続いて、今年も八甲田テレマークスキーツアーに行って来ました。



仙台を午前4時半に出発、午前九時過ぎには八甲田ロープウェー山麓駅到着です。






音譜あ~あ、津軽海峡冬げしき~音譜このロープウエーからの景色は圧巻です。青森湾、青森市街、津軽半島、陸奥湾、下北半島が一望できます。そう!日本地図が見えるんですよ。津軽海峡の向こうに、晴れてれば、北海道が見えるんですよ。この日も水平線の雲の辺りが、と言う目撃情報がありました。




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ロープウエーより車窓のモンスター(樹氷)




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ロープウエー乗務員「東谷(あずまや)さん」



それに津軽美人の乗務員さん、思わず名前を聞いちゃいました。可愛いですね!棟方志功が、天女のような版画作品を残せた理由がわかりました。こんな美人を見て育ったからなんですね。



今回は、14人の参加ということからか、スキーシールやスノーシューを使っての登りは極力抑えて、この標高650m地点から1320mまで押し上げてくれる八甲田ロープウェーを駆使してのバックカントリーツアーとなる予定です。



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ゆうゆう館佐藤社長



今回は、仙台の山用品ショップ、ゆうゆう館主催のツアーですが、どちらかと言えば老若(?)男女、ボーダーあり、山スキーあり、テレマークありの有志の集まり、と言った感じです。



10時20分、いよいよ標高1320m山頂公園駅出発です。午後から回復の予報ですが、公園駅付近はガスがかかっていて視界が不良です。今日のリーダー佐藤社長は、一本目にロープウエイの北側を滑る「フォレストコース」を選択しました。



実は数日前佐藤社長に、今回のコースを聞いたのですが未定だと言ってました。でもここに来て、この濃霧を見たら理由がわかりました。全て天候次第なんですよね。



ここで佐藤さん、全員を二人づつのペアに分けました。互いに見失わないようにとのことでした。ボクはY正さんと組むことになりました。彼は腕も立ちますが気持ちが優しいですから安心ですね~。



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「フォレストコース」スタート



山頂駅近くの1326mのピークを回り込み北側を下りるコースです。



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樹氷とY正さん




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スノボー隊




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樹林帯へ



100メートル程、高度を下げたあたりでしょうか?視界がとれてきました。それとともに緊張が解けてきました。モンスターと呼ばれる樹氷の周りはえぐれていて、落ちてしまうと這い上がるのが大変です。それにその間にパーティーはどんどん進んで行きます。



いよいよ樹林帯突入です。思い思いに木を避けながらコース取りをします。ボクは緊張でしょうか?夏油、鬼首特訓の成果は出てきません。佐藤さんから散々アドバイスをもらうんですが、テレマークの片足づつ歩くようにだす動きが出来ません。情けないですね~。S先生、A沢さんごめんなさい。



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映画「八甲田山」のスター達



「ほうほうの体(てい)」でって言うのはこういうことを言うのでしょうか?何故ゲレンデで出来ることが出来ないのか?などと考えながら山麓駅に入ると、そこには映画「八甲田山」の写真が掲示されていました。早いもので、もう30年になるとか。

老化現象は、眼だけでなくて、そういう遠近感(?)もなくなるんですよね。それはともかく、この映画も、知らない世代が増えてきました。雪中訓練のために八甲田越えをする、青森を出発した部隊と弘前を出発した、二つの部隊の明暗を描く大作、是非見て欲しいですね。







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樹氷を行く



二本目は、山頂駅から、途中シールを着けて、前嶽を登って降りる「銅像」ルートになりました。視界もすっかりとれてきました。



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前嶽の急登1




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前嶽の急登2



前嶽の急登は30分から40分、標高差80mほどでしょうか?帰り道話したんですが、ボクとY正さん、A沢さんは東吾妻山4時間の登りの経験が生きてましたね。



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羅漢?モンスター?




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銅像コースの見せ場



佐藤さんから、「数年前雪崩(なだ)れた場所はこの辺りなので、大斜面の左右を別々に使って滑ればいいが、左右からクロスして切ってしまうと真ん中が雪崩れる可能性があるので、十分気をつけるように」と注意がありました。



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ここまで来れば安心




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ゆうゆう、八甲田ツアーの精鋭たち



そんなわけで、今夜の宿は酸ヶ湯温泉。3時過ぎには宿に着きました。仙人風呂でひとっ風呂浴びた後には、飲み会が始まりました。漁師のA沢さんが、この時のために養殖したワカメのしゃぶしゃぶ、黒々としたワカメが若緑色に変わる。ほんと「まいう」でした。今回初参加の若者たちはカルチャーショックを受けてました。





                                                 つづく


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妻「これ、A沢さんからもらった海苔で巻いたのよ」

夫「黒々として美味しいなぁ」

妻「今年は南南東だってよ」

夫「オレは、やんねえよ」

妻「K保さんにうちのこと教えたら、面白がって、旦那が帰ってきたら鬼にしようって言ってたから、いきなりぶつけたらダメだよって言ったんだ」

夫「普通はやんねえのかな?」

・・・・・・・・・

妻「そろそろやろうか」

夫「そうだな」

妻「奥の部屋からやる?」

夫「二人だからなあ・・・」

夫「面に輪ゴムはつけなくていいよな」

妻「福はうち~、鬼はそと~」

妻「なんだか照れちゃうわ」

夫「およしになって!」・・・・旦那コケるふりをする。

妻「福はうち~、鬼はそと~」

夫「うちは逆襲権があるから」・・・・・・・と言って鬼役の夫、豆を2,3粒拾って妻にぶつけて外に退散。

穏やかな天気の、節分の夜のことでした。