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岩谷堂焼

この頃、終活ということではないが少し倉庫を整理している。

岩谷堂焼は、10年程前に、骨董やさんの二代目の方から先代のコレクション集めたものを譲って頂いた。

岩手県の旧江刺市(現奥州市)の、箪笥で有名な岩谷堂地区で明治頃焼かれた楽焼で、今は廃窯となったやきものとまでは分かっていたが、調べなくっちゃと思いつつ今日まで来てしまった。

先日、意を決して岩谷堂地区にあるえさし郷土文化館に岩谷堂焼のことを問い合わせてみた。結論をいうと、館でもボクと同じ位の知識しか持ち合わせていないという。
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そんなわけで、岩谷堂焼70点ほどを車に積んでえさし藤原の郷にあるえさし郷土文化館に行ってきた。怠慢をひけらかしてしまうが、あえて譲って頂いた梱包のまま持ち込んだ。
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楽しかった~。学芸員さんと地域の愛好者の方と梱包を開く時のワクワク感。

結局、ボクには手に負えないということで、全て預託することにした。
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2年4ヶ月の期間だが、研究の成果が上がるといいな。

 

 

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「万引き家族」を観て来ました。
幼児虐待、風俗で働く若者、死者の年金にすがって生きている人たち、日本の吹きだまりがテンポよく描かれていました。

安倍首相は羽生くんの金メダルは称賛しましたがカンヌ映画祭最高賞のこの作品には反応しなかったようですね。これまで見たこともない、これからも見たくない日本の恥部なんでしょうね。

ボクは面白かったですよ。本当の家族でもない人たちが寄りそって生きる姿や、子供に万引きさせるどうしようもないニセ親父に歯噛みしながら、いつもは居眠りするのに最後までしっかり観ました。樹木希林さん、柄本明さんはさすがですね。余白で演じています。

 

 

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東北本線を渡る鉄橋から1~2キロ下流で、大正時代の汽車土瓶(駅弁に付き物のお茶の容器)を拾っている人がいるというので、真似をして河原を歩いてみた。土瓶はどうやら、お茶を飲み終わった旅人が、鉄橋に差し掛かると窓から放り投げたものがどんぶらこと流れてきたものらしい。

実物は見たのだが、表には「お茶」裏には「金五十銭」と書かれた陶器で、中々に味のあるものだった。「瀬戸」と書かれたものもあったことから、大量生産の出来る窯で、安価に作られたようだ。時代が移り、ビニールの容器に変わったが不評で陶器に戻るような揺り戻しもあったが、新幹線時代になって窓を開けて売り子さんから駅弁を買うようなこともなくなって、いつしか廃れてしまったようだ。

汽車土瓶はボクの遠い記憶の中に、冷凍ミカンと共に残っているような気がするから、昭和30年代後半まではあったのだろう。
 
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一時間ほどの散策、汽車土瓶は見つからなかったがボクの見立て(あてにはなりません(-_-;))では平安時代のかわらけと江戸時代の盃各1個、先ずは鳴瀬川原考古学の始まり始まりです。

 

                                                                

そういえば、ここから20キロほど下流は鳴瀬川が野蒜の浜や大曲浜にそそぐ太平洋。漁師スキーヤーのA
澤さんの定置網に汽車土瓶は入ったことないかなあ。こんど聞いてみようか。