子どもの上達の速さには驚かされる。ついこの前まで出来ていなかったことが
気づけばできるようになっている。特に柔道を楽しんでくれている子ほど上達が速い。
最近読んだ本の一節に、
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
あることを知っているだけの人は、それを好きな人には及ばない。
それを好きな人も、それを楽しんでいる人には及ばない。
という意味で、当たり前のことのように見えてなかなか考えさせられる言葉だと思う。
楽しいから必死に頑張れるし、必死だから勝ちたいと思う。負けたら悔しいから
もっと頑張る。そして強くなる。この連鎖がうまくできる環境作りができれば
子どもたちに柔道をさらに好きになってもらえるのではないだろうか。
中学生の女の子は練習で吐きそうになりながら、トイレから戻ってきたらすぐ練習している。
小学1年生の女の子は痛くて泣いてしまったのに、涙をこらえて自分から練習する。
そんな子もいれば、柔道は好きだが、今少し柔道がしんどいと思っている子もいるだろう。
周りに怒られて気持ちがなえてしまっている子もいるだろう。試合で負けた悔しさをすぐ
忘れてしまう子もいるだろう。
今後の私の課題は、①子どもたちと一緒に柔道を楽しみ、②子どもたちが自分から進んで頑張れる環境を作り、③悔しさを忘れさせない。この三点を意識していこうと思う。