母と私と娘で、施設に行きました。
お寿司とおはぎ
を買って行って。
おばあちゃんの施設でのお昼ご飯は、皆で少しづつ食べて。
「おばあちゃん、今日は8月13日だよ。何の日?」
「誕生日だねぇ。」
「そう!何歳になったかな?」
「91歳?」
「93歳だよ!」
「いつ戻るの?」
と、いつも聞きます。お家に帰りたいのね・・・・・
祖母は耳が遠いので、
「普通の人は白血球が3500あるのに、おばあちゃんは今1300しかなくて、免疫力が弱いから、外出はしない方がいいってお医者さんに言われたから。今年は猛暑で家だと暑くて、ここは涼しいし、ここが一番安心だからね。」
と母は紙に書きました。
祖母は、「分かった」と素直に理解してくれました。
祖母の家系は、女は長生きだそうです。私は、そんな祖母の孫。私も、長生きするのかなあ?
シュシュは、お留守番。
畳の部屋に入れると、まずはとってもいい顔をして、「僕も僕も。こんなにいい顔してるんだから、僕も連れてってくれるよね
!」と言ってるように、満面の笑みで私にピョンピョン甘えます。
「シュシュ、お座り。」いったん座るけど・・・。私が行くと、間違えて踏んずけちゃった時のように「キーーキーーー
」と物凄く高い声で、寂しさを訴えます
。玄関のカギを閉めても、キーキー聞こえます・・・。でも、絶対吠えないんだよね。
ごめんね、シュシュ・・。私がいつも買い物にも連れて行くような事をしてきちゃったから、たまにのお留守番は辛いよね・・。
帰宅したら、北の部屋から出てきました。
「あれ?どこに居たの?」
畳の部屋のふすまがずれていました。すっかり開けられるのね。