CINEMA4D(Prime)レポート -3ページ目

CINEMA4D(Prime)レポート

3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

ホオジロザメのモデリングが終わった後、しばらく作りたいものがなかったんですけど、先日突然作りたいと思うものに出会いました(☆_☆)!

それは映画『スイートホーム』の間宮夫人です。

この映画はホラー映画で、間宮夫人はこのお話に出てくる幽霊です。

間宮夫人の特殊メイクを担当したのが、その世界では超有名なディック・スミスさんです。

ディック・スミスさんは色んな有名映画の特殊メイクを担当していた方なので、そんな凄い方が日本の映画の特殊メイクを担当してると知った時は本当に驚きました。

映画の事を詳しく知りたい方は、リンクを貼っておきますのでクリックしてください。

スイートホーム』 ← クリック♪

 

実はこの映画はファミコンゲームにもなってるんですけど、3Dリメイクはされてないんですよね。

何か映画の方で版権問題があったらしくて汗、その問題が解決されない限り3Dリメイク化はされないと思います(でも多分解決はされないんだろうなぁ・・・汗)。

だからこのキャラクターがもし3D化したら、きっと面白いだろうな~と思って今回モデリングしてみようと思いました。

 

 

----------------------------------------------------------

 

とりあえず最初はラフを描くところからスタート。

映画を観ながらスケッチブックに出来上がりのイメージを描いていきます。

 

 

実際の映画に出てくる間宮夫人は、もっと顔がごつい感じなんですけど、それを自分流のタッチでアレンジしてちょっと細めにしてみました。

でもラフを描いてみたものの、髪の毛、服、顔のぐちゃぐちゃした所など、結構作るのが難しそうなところがいっぱいあって、正直ちょっとモデリングする前から凹みました。

特に背中の無数の赤ちゃんの顔なんて、モデリングに凄い時間がかかりそうです。

こういう時スカルプト機能があれば楽なんでしょうけど、私はPrimeなのでその機能はないので(=▽=;気合を入れて作らないといけません。

正直最後まで出来るかどうか・・・う~ん汗・・・こればっかりは作ってみないと分からないです。

 

 

そんなこんなでラフを見ながら少しずつ時間をかけてモデリングしてみたものがこちらです↓。

 

 

まだザックリとモデリングしただけなのであちこち雑なんですが、一応ラフ画に近い形にはなりました。

服の端はポリゴンを消してボロボロにしてありますが、実際はアルファ抜きして作ることになると思います。

 

色はマテリアルに色をつけた状態です。

これも今は全体のイメージを掴みやすくするために簡易的につけている色なので、実際色を塗る時は全部消します。

 

 

隣にいる人間はプリセット→ Prime → 3D Object → Humansフォルダに入っていた女性のモデルで、今回間宮夫人と大きさの比較をするために設置しました。

身長は日本人女性の平均身長ぐらいに合わせてあります。

一応物語に出てきた星野エミ(NOKKO)さんをイメージしています。

これを見ると間宮夫人がかなりでかい幽霊だということが分かります。

実際映画の方の間宮夫人も大体これくらいのサイズです。

 

 

Humansフォルダの中には、めっちゃリアルな男性と女性のモデルのサンプルが入ってます。

モデルは男女共に素っ裸です。

 

もう一度言います。

 

素っ裸です。

だからそのままブログに写真を載せると叫びあせるわ~ってなったら困るので、今回は簡易的に服を作って着せてます。

 

女性モデルさんの顔をアップにしてみましょう。

 

 

めっちゃ美人さんですね。

 

このモデルの体のオブジェクトは選択ツールで選択することが出来ます。

今はボーンが設定されてないので口を開ける事は出来ないんですけど、顔の中にはちゃんと歯や舌もあります。

ポリゴンモードでオブジェクトをクリックすると、この様に↓エッジの流れが分かるので、これを見ながら人体モデリングの練習をすることも出来ると思います。

 

 

私は今回、髪の毛をちょっと長くして形を変えてみました。

とりあえず今は仮の女性モデルを使っていますが、もし余裕があったら映画の中に登場する人物もちゃんと作ってみたいですね。

 

--------------------------------------------------------------

 

 

今回作る間宮夫人は、顔半分が火傷で崩れているキャラクターなので、普通の人間モデリングの方法では作れないと思います。

体の形も人間のようで人間じゃないような形なので、今までやってきた基本の形を崩した形にしないといけません。

それがちょっと難しいかもしれないですね。

 

 

でもって多分間違いなく泣きそうな作業になりそうなのが、この背中にある無数の赤ちゃんの顔です。

 

 

今はとりあえずイメージを膨らませる為にざっくり置いてますけど、実際には間宮夫人の皮膚と同化しています。

同化と言ってもただ同化してるわけじゃなくて、何て言うかこう・・・皮膚の下を突き破るように生まれてくるという感じなので、背中から肩にかけてボコボコと無数に湧き出すように作らないといけません。

しかも1個1個みんな顔の表情が違うので、全部変えながら作るというね・・・。

考えただけでもう、うわ~叫びあせるってなりそうな作業です(=▽=;

でも何とか頑張ってみようと思います。

 

 

今回もまたホオジロザメ同様、結構難易度が高いデザインに手を出しちゃったんですけどドクロ、これもまた練習です。

ブログでも人体の作り方は載せてありますが、あれからもうだいぶ経ってるので作り方も大分忘れていまいました。

だから今回作る間宮夫人は、しばらく作ってなかった人体モデリングのおさらいみたいなもんです。

腕や肘、指や爪などのパーツの作り方をもう一度思い出して、そこから形を変形して化け物っぽ体にするので、今までの人体モデリングよりもちょっと難易度の高い応用編みたいな感じになると思います。

 

 

 

もしちゃんと出来なくても、それはそれでOK。

失敗してもそこから学べることはたくさんあります。

何度失敗しても、失敗を恐れずやり続ける事が大切だと思うので、時間はかかっても気長にコツコツ自分のペースでやっていこうと思います。

 

 

・・・あっそうだひらめき電球失敗で思い出したんですけど、私は3Dモデリングがうまくいかなかくて心が折れそうになった時、『CINEMA4D トレーニングサイト』に書かれている”CINEMA 4Dを使う上での心構え”を読んで心のダメージを回復しています。

いや~これがほんとに良い事書いてあるんですよ。

もし今、3Dがうまく出来なくて挫折しそうになっている人がいたら、ぜひこのサイトに行って読んでみて下さい。

きっと元気が出ますよ(^^)

 

CINEMA4D トレーニングサイト』 ← レッツゴ~♪