CINEMA4Dを買って9ヶ月・・・ | CINEMA4D(Prime)レポート

CINEMA4D(Prime)レポート

3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

早いものでCINEMA4Dを買ってから9ヶ月がたちました。

その間に色んな機能を覚えてきましたが、まだまだ覚えてない機能がいっぱいあります。

特にBodyPaint3DとBP UV Editに関してはかなり苦戦しております(=▽=;

何せ独学・・・・私のちっさい脳みそではすんなり理解出来ない事が多いため、なかなか思うように進みません。

それでも前に進まないと一向に上達はしないですから、解らない事があるとヘルプやチュートリアルを一生懸命読んで、頭から煙をぶすぶす出しながら内容を理解しようと頑張っています。


しかし、どんなに考えても解決出来ない時は、いつもすがる思いでMAXONさんのサポートにメールしています。


MAXONさんの返答はいつも丁寧で分かりやすいので、返信メールを読むと毎回すっきり解決します。

その度にありがた~い気持ちになります。

しかしこのサポートも永遠ではありません。

契約してから1年後にはもう受けられなくなります。

それまでにしっかり質問しておかないと、もうそこからは先は完全に自分一人の戦いになりますから、

それを考えるとちょっと気持ちが焦りますねあせる


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そんな焦る気持ちを抑えつつ、この9ヶ月間色んな物をモデリングしてきましたけど、その中には途中で挫折しちゃったものもいくつかありました。


だいぶモデリングが慣れてきた頃にモンスターを作ってみたくなって、こんな骸骨モンスター↓を作ってみた事があったんですが・・・・


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顔は何とか出来たものの、体の関節部分を作っている途中でどう作っていったらいいのか分からなくなり、手のモデリングをしている所で全然先へ進めなくなってしましました。


そしてしばらくして今度はドラゴンを作ってみたくなって、製作に取りかかったんですけど・・・・・


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いい所まで作れたんですが、体のごつごつした鱗みたいな感じをどう作っていいか分からず、モチベーションが一気にダウンして製作が途中で止まってしまいました。


架空のモンスターって骨格や筋肉のつき方が現実の動物とはちょっと違いますから、それを想像しながら作っていくので難しいですよね(^^;

例えば目玉が3つあったり、皮膚がどろどろしてたり・・・・そういう変わった骨格や外見を作るには、もっとモデリングの技術を上げないと完全体を作るのは難しいなと思いました。


そこで最近、このような人の体のパーツを作る練習をするようになりました↓


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エレメントをどう動かしたらその形になるのか・・・それを体のパーツ事に覚えようと思ったわけです。


パーツの練習を積み重ねていけば、全体のモデリングをした時に、どこをどう動かして形にしていいのか自然と分かるようになるんじゃないかと思って、目や口や指など色んなパーツを作る練習をしました。


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そういった練習をしていくと、人の形をした物を作ろうと思った時に色々応用が出来ます。

例えばこのモアイなんかそうですね。


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このモアイはCINEMA4Dにあらかじめ用意してあるマテリアルを使ってます。

これを使えば石や木などの素材の質感を、簡単に表現する事が出来るのでとても便利です。


でも私の最終目標はゲームのキャラクターを作る事なので、こうしたマテリアルを使わず、やはり手描きで色を塗る練習もしないといけないと思って、BodyPaint3DとBP UV Editの方も練習するようになりました。


これは↓BodyPaint3Dを使って塗った風景です。


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マテリアルを使えば木や岩の質感など簡単に表現出来ますが、やはり手描きとなると完全に色塗りの技術が必要になってくるのでなかなか大変です。

こちらも練習あるのみですね(=▽=;

いやいやほんとにやらなきゃいけない事、覚えなきゃいけない事がいっぱいあります汗



写真にある焚き火の炎はエミッタ使って作っているので、レンダリングにある”プレビュー作成”で観ると炎がゆらゆら動きます。

それでもまだちょっと炎っぽくない形なので、こちらも色々実験しながらモデリングする必要がありそうです。



地面は平面オブジェクトにマテリアルを適用して塗っています。

本当はこの背景を星空にしたいんですけど、まだどうやって作ったらいいのか分からず、現在色々実験中です。


今後空と大地を色々作ってみて、ちゃんと公開出来るレベルになったら、製作過程を書いていきたいと思います。


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キャラクターモデリングに関しては、だいぶ自分の作りたい形を作る事が出来るようになった様な気がします。


現在製作中のキャラクターがこちら↓


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RPG用に使えそうなキャラクターを考えて作ってみました。

色は、現在マテリアルを適用させてないので、オブジェクトマネージャにある基本の”色を指定”をオンにして”表示色”で変えています。

オブジェクトの色を指定した方が全体のイメージがつかみやすいので、私はいつも色を指定しています。




キャラクターの作り方は人それぞれだと思うんですけど、私の場合はまず立方体オブジェクトを、頭、胴体、腕や足などの位置に配置して、立方体人形を作ります。

それからそれぞれのパーツを全て半分にして、モデリングの”対称”を使います。

そしてパーツ事に作っていって完全にモデリング出来たら”編集可能にする”をクリックして、全てのパーツを”縫い合わせ”でくっつけていきます。


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服や靴なんかもみんな対称を使っています。


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但しスカーフ、バックル、鞄などは対称を使わないアイテムは、そのまま作ってキャラクターと合体させてます。


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後はこの子に短剣と銃を装備させたいので、現在製作中です。



服や靴などのアイテムを作る時、私がよく使うのが”別オブジェクトに分離”です。


この靴のベルトも・・・


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この鞄の蓋にも”別オブジェクトに分離”が使われています。


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服を作る時もキャラクターの体の形に合うような服を一から作るのは大変なので、まず体のオブジェクトから服の形にポリゴンを選択しておいてオブジェクトを分離させます。

そしてそこから色々な装飾をしていくという方法をよく使っています。


でも実際みなさんどうやって服を作っているんでしょうね(=▽=;

一度服を作っている過程を載せているHPがないか探してみたんですけど、全然見つからなくて、結局どう作っているのか分からず、今は完全に自己流で作っています。

ですから毎回作るたびに「これでいいのか?」と首を傾げてばかりです。

アイテムを作ろう~♪みたいな教則本が売ってたらいいのにな~・・・。


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モデリングを初めてやった時は、CINEMA4Dの機能の半分も覚えてなかったので、何をどうしていいか分からず、自分の思っている形をうまく作る事が出来ませんでした。

でも最近は色々なツールを覚えて使えるようになったので、自分の作りたい物を考えた時に、何をどう使ったらその形に近づけていけるか、頭の中で直ぐ結び付けられる様になってきました。

でもまだ覚えていない機能があるので、これからそれの機能を覚えたら、もっとしたい事が見えてくるんじゃないかなと思います。

そうなったらまた作る楽しさも倍増しそうです(^^)