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何も知らないにのちゃんが
智のチャリに乗せられて
集会所に到着してみれば
そこには島民の皆がいて
金次郎(自分の)歓迎会だと
言われ戸惑うにのちゃん
ですが…
では、しあわせ一番町
「島民編最終話‥のいっこ前』
行ってらっしゃい♪
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「マサ兄ぃ、ごめん💦💦
マグロ捌きたいんだけど
ドジっちゃって…」
オレがシャワーしてる間に
自分でペタッと湿布を
はっつけたらしい手の甲を
見せると
はあああぁ‥💨
マジかよって男が大袈裟に
ため息をつき
「どおせ浮かれすぎて
ドアにでも挟んだんだろ?
マグロが釣れたとたん歓迎会
やってやれる






つって、オマエ船の上でも散々
はしゃいでたもんなッ
ちったぁ落ち着けよ!(笑)」
にのおぉーっ
待っててぇ
⤴️⤴️
。:+(((´>∀<`)



大野さんの声色を真似、
ぐいんぐいんデタラメに船の舵を
切るマサ兄ぃのゼスチャーに
クスクス失笑が起きたが
それをかき消す大きな声で
目尻に深いシワを刻んだ
真っ黒に日焼けしたオジさんが
「マサ、そりゃ浮かれるなって
方が無理だ。マグロを期日までに
ちゃんと釣ったんだからなぁ⤴️
ワシだって船出した甲斐が
あるってもんよッ

」
腕を組み誇らし気に
ひとり頷きながらも何故か
感情忙しく突然涙ぐみ
「…今だから言えるけど‥
連日マグロが釣れんで日に日に
弱って死にそぅなおーちゃんは
見ておれんかった‥
」
この世の終わりかってくらい
肩をガックリ落とし悲壮感


漂わせる大野さんの姿を
再現すると
あはははっꉂꉂ
ソックリ!
想像つくわ!島民の皆から
爆笑が起こる
「もぅ!二人とも勘弁してよ‥////
ほら、くっちゃべってばっか
いないで手動かす!!」
大野さんが照れ隠しに早く
捌けと早口で捲し立てると
本当の事じゃんかと
マサ兄ぃが笑い飛ばし
でも大野さんをいじり倒して
スッキリしたのか
「その手じゃやっぱムリだな
仕方ねぇ、やるべ。」
さっと腕捲りし慣れた手つきで
マグロをサクサク捌いていく
その様子を眺めながら
『マグロを‥期日までってなに?』
会話の中に出てきた自分の
知らないいくつものワードに
隣りのやよいちゃんへ問うと
「なんちゃーない。おーちゃんに
少しはっぱかけたまでよ」
『はっぱって?』
意味深に薄ら笑いしている
ババアのろくでもないであろぅ
"はっぱ"の予感にジロリと
「おーちゃんが一週間以内に
マグロを釣って来たのなら
島民全員で金次郎の
歓迎会をしよう
しかし釣れなんだら歓迎会はせん
そぅ言うただけじゃ
」
いつの間にそんな事に…
大野さんに無理難題を
ふっかけておいて1ミリも
悪びれる風もなく
日本酒をくいっと飲み干す
婆さんは口の悪さとは
うらはら楽し気に
「しかしまぁ~諦めの悪い男じゃ
ギリギリまで粘りよって

黒マグロなんてそぅ簡単に
釣れるもんじゃないぞ?
どーせギブアップして泣きついて
くると踏んでおったから歓迎会の
準備が急すぎて焦ったわい!
」
ああ‥だからオセロ勝負の
ドタキャン電話がやたら慌てて
いたのかと合点がいく
考えを巡らせてる
オレにやよいちゃんが
独り言みたいに
『おーちゃんの金次郎を思う
強い気持ちが海の神様をも
味方につけマグロを釣らせて
くれたのかも知れんのぅ‥』
朝日が昇る前に家を出て
日が沈むまで
毎日、
毎日、
毎日…
海の上で釣りをしている
大野さんはオレの事なんて
絶対忘れてる!
そぅ思ってた…
でも、
違った。
嵐に幕を引いた後の
未来にも
島で暮らしはじめ
オレの知らない誰かと海へ行き
船に揺られている時も
忘れてなんかなかった‥
つづく。
♪







