にいののブログ

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(´・∀・`)(*.゚ω゚)おーみやちゃん達の

ゆる~い腐妄想小説もどきです。

読んでいただけたら嬉しいです。


大宮が大好きで妄想の嵐♪



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にのちゃん
お誕生日おめでとう⤴️お祝いケーキふんわり風船星ハートのバルーン
もぅ1年たったんやな…
3コ前の自分ちの記事に
去年のニノハピバの
記載があって、

1年過ぎるのが早すぎて
びっくりするし、
めっちゃ怖いわ~ガーン
どんだけ放置してるじゃ(笑)



ハートのバルーンふんわり風船星乙女のトキメキ

しれっと、まだ続くよ
しあわせ一番町島民編へ
行ってらっしゃい♪♪

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シャキッ‥✂️
シャキッ‥✂️

ここは島に1軒しかない
散髪屋&美容室💈
老いも若きも島民は皆
ここで髪を切るしかない。

シャキッ‥✂️
シャキッ‥✂️

髪を切る小気味いい
ハサミの音にまぎれて

仕切りのない待合室から

聞こえてくるのは‥


パチン♪●
パチン♪○

オセロの盤を打ち、
コマがひっくり返る音に
意識を向けていると


『もぅ!シロさん弱すぎだってムキー
本当に敏腕弁護士だったの??
これじゃ練習になんないよ~』

「ごめん、ごめん、💦💦
昔からゲームとか苦手で💦」

和よかシロさんのが
ずっと年上なのに本当に
申し訳なさそぅに
あやまると

仕方ないなぁ、
ふーー、、って
大げさな和のため息が
聞こえる(笑)

きっと鼻にくっつくほど
唇が尖ってるに違いない。

オイラレベルにもなれば
見なくてもわかる。ニヤリ

歓迎会以来、和は島民の皆とも
ずいぶん仲良くなって

その中でも穏やかな性格の
シロさんとは大の仲良しなんだ。

しかもケンジくんとシロさんは
ウチの家族と同じ形態で‥
シロさんはケンジくんの嫁である。

お互い嫁同士、通ずるものが
あるのか?わかんないけど、
シロさんに一番懐いている。

『今さぁ…婆さんに4連敗中で
3時のおやつカップケーキたこ焼きプリンマカロン
奢らされてばっかだから、
これ以上負けるの絶対に
イヤなんだよね…』

「あーなるほど(笑)だったら、
オレよりマサの方が適任だよ!
昔はよくやよいちゃんを
負かせてたから。」

『えぇ~、、マサ兄ぃが!?
本当?オセロとかゲームの
勝負事に強そぅなイメージ
ないなぁ‥』

超疑わし気な和に
オイラも心の中で

確かに。
男気があって人情にも厚く
しかもイケメン。
間違いなく島一番、頼りになる
男ではあるけど

マサ兄ぃ天然で嘘とか
つけねぇし!爆笑(笑)

「ゲームの心理戦とか
向いてないっポイなぁ‥」

思わず心の声が口をつくと
ケンジくんも待合室で
繰り広げられている嫁達の
会話を盗み聞きしていたらしく

「今だにガラケーの携帯キラキラルンルン
昭和の男だからそぅ思うのも
仕方ないけど、違うのよッ!
アナログゲームだけは
負けず嫌いも手伝ってマサの奴
めっぽう強いのよっ!!」

いつも和がスマホや
ネットで繋がってやる
現代的なゲームではなく

子供の頃によくやった
いわゆるボードゲームや
カードゲームの類いのアナログ
ゲームが得意なのだと力説する
ケンジくんに妙に納得して

ふふっ、
「あ~なるほど♪」


吹き出し、
頷くと

「ああんっ、、ほらっ、
危ないから動かないでぇ!」
いかつい手で
ぐりんと頭をがっちり
固定される。

つい、このおねぇ口調に
騙されがちだけどケンジくんが
夜は攻める側かぁ‥

人って見た目じゃわかんねぇな
などと思っていると

突然、スマホピリピリピリピリ
和のスマホが鳴り響き

スマホピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリ
ピリピリピリピリピリピリピリピリピリピリスマホムカムカムカムカムカムカピリピリピリピリ

「ずいぶん、鳴ってるけど💦💦
…出ないの?」

シロさんがおろおろして
問う

『出た方がいい?』
「そりゃ、相手は急用かも
知れないし💦」

急用ねぇ~、と和が言い捨て
嫌々スマホに出るやいなや、

『もしもし。‥ヤダ。
じゃ、さようなら。』

1ミリの遠慮もない
すげない物言いに相手は
やよいちゃんなのだと
察しがつく。真顔VSしっぽフリフリ笑い

ろくに話しを聞こうとしない
和にやよいちゃんもしつこく
食い下がってるらしく

『は?サトシ出せって言われても
今、ケンジくんに髪切って✂️
もらってるしホント無理なんで。
今度こそ、さような…ら』

通話を強制終了させよぅとする
和の声のトーンに急に
戸惑いが混ざって

『ぇ?……終わったら
バーベキュー??…それって、
肉は出るんだろぅな?セール品の
398円とかじゃないよね?
牛ステーキ……えっ?…‥
ビール…🍺キラキラ

ゴクリと和の唾を飲む音が
聞こえたよぅな気がした
一瞬の沈黙のあと

『んー、もぅ、わかあぁったよ!
行けばいいんだろ、行けば!!
じゃあ、シロさんと一緒に
今から向かうから』

「え、オレ??💦💦」

勝手にシロさんを道連れにした
和がスマホを切り
トコトコこっちに
やって来て、

『サトシ~イエローハート、婆さんが畑の
雑草を抜くの手伝えって
うるさいから、シロさんと
手伝いに行ってくる。』

「…ケンジ、いつの間にか
そお言う事になったから(笑)」

シロさんが苦笑いしこっちに
やって来てお店のお客さん用の
タオルを引き出しから二枚とり、
1枚を自分の首にキュッと
くくりつけ

汗かくし、日焼けするからと
もう1枚を和に渡して
同じようにタオルを
巻くよぅ促す

「気温が高いからあなた達
熱中症になるから麦わら帽子
ちゃんとかぶるのよ!」

夜は攻める側のケンジくんが
お母さんみたいな
ことを言う。

和も首にタオルを巻きながら
鏡ごしオイラに視線をよこして
得意気にニッと笑うと

『髪切り終わったらサトシと
ケンジくんもすぐ婆さんちに
来るといいよ♪草引き終わったら
バーベキューだって、肉だよ、肉♪
しかもビール付き🍺🍺チュー乙女のトキメキ
晩飯代が浮いて超ラッキーラブイエローハーツイエローハーツ

無邪気にはしゃぐ和の姿に
自分まで嬉しくなって
破顔してしまう。

「わかった♪終わったらすぐに
ケンジくんと行くけどあんまり
頑張りすぎて腰やるなよ?」

『大丈夫、適当にサボるから
じゃあねっ♪』

シロさん行こっ♪って、
ドアに向かって歩き出す和は

超絶機嫌の良い時に繰り出す
エアードラムをドコドコドラム笑い笑い
激しく叩きながら

店を出て行く寸前
オレのおかげでシロさんちも
タダ飯食えるね♪って
恩着せがましく言ってるのが
かすかに聞こえて
静かにドアが閉まった…


ハサミを持ったまま✂️
ケンジくんが微動だにせず
真顔で

「お宅のニノちゃん、ちゃっかり‥
いや、しっかりしてるわねぇ~
シロさんにはとてもじゃないけど
真似できないわぁ。」






つづく。うお座