会社を辞めた元上司が

Facebookに最近の仕事を投稿していた。

 

 

 

 

仕事のクオリティはさすがだった。

でも、「いいね」ボタンを押せなかった。

 

 

 

 

なぜか?

まず、元上司の今回のクライアントが

私が今担当しているクライアントの業種と

かぶっていたことが原因のひとつだ。

 

 

 

 

元上司の制作物と

私たちの制作物が比べられて、

クライアントにやっぱり元上司のほうがいい

と思われてしまうのではないか?

 

という恐怖感から

素直に「いいね」を押せなかった。

 

 

 

 

もうひとつは、

元上司が良い物を作っていることに

嫉妬を覚えたからだ。

 

 

 

 

つまり、私は

 

 

「良い物を作りたい」

と思っていて、

 

 

「でもできない」

と思い込んでいることに気がついた。

 

 

 

 

さらに掘っていくと、

 

 

 

 

「良い物を作るには

生まれつきの才能が必要だ」

 

 

 

 

という思い込みが浮かび上がってきた。

 

 

 

 

私が考えている「生まれつきの才能」は

 

 

 

 

・何かに没頭できる

・1つのことに集中できる

・まわりのことを気にせず

自分のことだけを考えられる

 

 

 

 

この3つだ。

 

 

 

 

これが出てくるということは、

つまり私は自分のことを

 

・没頭できない

 

・1つのことに集中できない

(色々なことに手を出してしまい

ぜんぶ中途半端に終わってしまう)

 

という特徴を持っている人だと

思っているということだ。

(でもたぶん、没頭できなくても

1つのことに集中できなくても

良いものを作れる人はたくさんいる)

 

 

 

 

そして仕事に関しては

 

 

 

 

義理立てが一番大事なので

お世話になった人たちに少しでも

不利になることはしてはいけない

 

 

 

 

と考えている。

 

 

 

 

そこで、自分に

 

 

 

 

「まわりのことを気にせず

自分のことだけ考えて

何をしてもいいとしたら、

何をする?」

 

 

 

 

と聞いてみた。

すると、

 

 

 

 

・好きだと思ったコトモノを

誰かにマウントととられるかもと思わず

思いのままに発信する

 

・自分が作ったものをどんどん公開する

 

 

 

 

この2つが出てきた。

 

 

 

 

本当は好きに発信したいのに、

まわりの目が気になって発信できない。

それなのに、元上司は堂々と発信している。

 

 

 

 

私ができないことをあっさりやってのけていて

しかもそれでみんなに褒められている。

だから、ムカついていたのだ。

 

 

 

 

この出来事の少し前、インスタに

個人としてやってきた制作物を

実績として投稿した。

 

 

 

 

このアカウントは

プライベートでつながっている人たちもいて

本当はあまりみられたくないと思っていたが、

こっそりやるには限界があると悟り

ようやく思い切って投稿したのだ。

 

 

 

 

すると思いの外、良い反応がもらえた。

私が違う分野ですごいなと思っていた方からも

好きだと言っていただけて、嬉しかった。

 

 

 

 

自分が作ったものを外に出す

誰かと比較される

争いに参加しなければいけない

 

 

 

 

と思っていたが、

この「好き」というコメントをいただいた時に

考えが変わった。

 

 

 

 

自分が作ったものを外に出す

相手の選択肢を増やしてあげている

 

 

 

 

ということなのだ。

 

 

 

 

 

もしかしたら好きだと言ってくれる人が

一人でもいるかもしれないのに、

世に出さなかったら、

その一人にとっては大きな損失だ。

 

 

 

 

思い切って投稿したのはいいものの、

今後何を投稿していけばいいんだろう。

比較されるのは嫌だ。

と思っていたタイミングでの、

元上司の投稿。

 

 

 

 

遠慮せず、もっと好きに発信していい。

 

 

 

 

このことを私に気がつかせるために

私の潜在意識が現実にしたのかもしれない。