現役の科学者でありながら、スピリチュアルの世界を知ってしまった私も、完全な二重生活者になっています。隠れキリシタン状態です。もちろん職場で、キネシオロジーや、UFOや、チャネリングや、ヒーリング、靈氣の話などできません。そもそもこれらは話題にも上らないので、知らんぷりをすれば知らんぷりができますが、イギリスということもあって意外と話題に出てくるのはホメオパシーです。

 

ホメオパシーの世界では、イギリスはホメオパシー先進国ということで知られており、日本のホメオパシーもイギリスから取り入れたものなので、日本よりも遥かに市民権を得ているのだろうと想像している人が多いでしょう。日本よりもホメオパシーの知名度は高いでしょうが、受け入れている人というのはそれでも少数派ではないかという印象です。少なくとも私の職場のような、サイエンスの牙城では、ジョークとして登場するか、目の敵として登場するかどちらかですね。

 

二重生活の中でも比較的、話題にしやすいのは瞑想の部分ですね。最近はマインドフルネスなどがある程度市民権を得てきたこと、禅という日本文化があること、などから、あまり抵抗感がないような印象です。