こんにちは、絶學無憂です。

 

先日紹介した「医学部生必見!パーキンソン病の安静時振戦が、体の各所に手を触れるだけでピタリと停止した日」は、やはりアクセスが増えているようです。そりゃあ驚きますよね。私は驚きましたあ。だって脳深部刺激刺激療法(DBS)と同じことを素人の手のひらで実現しているんですからっ。

 

正直な処、私は「なんで俺にこんなものを見せるんだあ」とちょっと食って掛かっていました。誰にって?守護霊さん(笑)。

 

いやあ、本当にねえ、もう神経科学辞めたほうがいい(私だけでなく全員)、っていう気持ちに一回はなってしまいましたよ。

 

これを書くと、さあーっと引いていく人がいそうですが、「9.11テロ」がアメリカ政府の自作自演だという「陰謀論」よりも、実は米国政府の公式発表のほうがむしろ怪しすぎる、つまり、「9.11は自作自演だった(っぽい)」という結論に達した時がありまして、心境としてはその時に似ています。もう、何だこりゃ、何にも信じられないじゃないかという驚きですね。この手の話題もまた取り上げてみたいと思いますが、9.11が自作自演だと「気がついて」しまうと、どういう風になるかというと、仕事に手がつかなくなります!あれは困った。

 

今回もかなり気持ちの整理に困りましたが、今日になってかなり復活してきました!

 

そこで、懲りずに第二弾。またしても、医学の常識をブチ破る(私は医者でありませんが、かつて旧帝大の医学部で教鞭を執っていたことがあります)、またしても伊東聖鎬先生の動画。なにしろ1000点以上ありますからね。

 

今日ご紹介するのは、脳梗塞の後遺症に悩む70代男性の動画です。ちょうど私の父が70代で脳梗塞をやって後遺症で半身が、麻痺までは行かないのですが機能が半分くらいになっていて、他人事ではない気持ちで見ました。

 

ご存じない方のために、ご説明すると、脳梗塞というのは、脳の血管障害のひとつですが、脳の中の血管が何かが詰まることで梗塞して(塞がって)しまい、その周辺の血流が途絶えてしまう事を言います。脳内の神経細胞(ニューロン)というのは虚血、つまり血が途絶えるとすぐに死んでしまうため、脳梗塞が起こると、その周辺のニューロンあるいは通過線維がやられてしまい、結果として脳機能が部分的に損なわれてしまうことが多いのです。

 

この男性のようにラクナ梗塞というのは、脳梗塞のうちでも、脳内の細い血管が動脈硬化によって塞がってできる小さな脳梗塞のことを指します。梗塞の範囲が小さいので脳機能の方の障害も限定的なことが多いとされます。これが私の父親もこのラクナ梗塞なんですねえ。親近感あります。

 

さて、伊東聖鎬先生、お得意の読脳法(どくのうほう、キネシオロジーの筋肉反射テストをさらに発展させて伊東聖鎬先生が独自に開発したもので、これによって患者の脳の中になる治療のための情報を取ってくる、という)により、脳梗塞が実際に起こる前に、脈管系機能障害が既にあったが、そちらのほうが未だに未解決のまま残っている、と言います

 

脈管系機能障害が先にあったというのは、これは医学の常識で考えてもその通りです。動脈硬化という血管系の問題が先にあったはずでしょう。

 

そしてその脈管系機能障害を解決するために、足の骨の角度の調整を行っています。

 

その結果、....最初は杖をついて、いかにも脳梗塞の後遺症です、という感じで半身が不自由な感じで、ヨタヨタと歩いていた男性が、調整の結果、最後には笑顔で走り出しました!

 

 

いや、ちょっと待てよ。そもそも脳梗塞で運動障害が出るのは、普通ニューロンあるいはその軸索線維が死んでしまったためと考えます。ご存知のようにそう簡単に大人の脳のニューロンは新生しないので、これが不可逆的な病変となってしまいます。生き残ったニューロンが失われた機能を代償することで、緩やかな機能回復は見込めますが、....なんでこんなすぐにしかも完全に機能回復しているんですか!おかしいでしょう。

 

失われた梗塞部位の機能が短時間で回復するとは流石に思えないので、となると通常考えられないくらいのものすごい神経可塑性が働いて、運動機能の回復が実現された、としか思えませんね。

 

この調整前と調整後で、歩行中の脳活動を何とかして測定して比較すれば面白いでしょうね。fMRIは歩行中の記録というのはちょっと難しいですが、手や足を動かしてもらうくらいならできたかも。一体脳の中でこのとき何が起こっているんでしょうね。

 

 

同じ男性の一ヶ月後の様子です。少し調子が悪くなってきたということでしたが、読脳法で調べると別の問題が出ていたということで、それを調整すると、前回同様笑顔で走り出しました。やはりすごい。

 

 

 

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