4日。最悪のシナリオを辿っていたり、想定外の事態に直面したりで、焦りを感じておられる方。

いまからやるべきことは、学校別の対策ではありません。試験開始時間に闘志MAXに持っていく、つまり集中力を高めていくためのメンタル操作のみです。塾講師かプロの家庭教師が直前プログラムを用意してくれたなら、それに取り組むのもありでしょうが、精神安定剤くらいに思っておいた方がいいです。

くれぐれも受験生を追い詰めないように細心のご注意を。これからは得点力の積み上げより、失点の最小化が勝負。その際、一番の武器はメンタルの強さです。

最後まで粘る!という気持ちになれるよう、親はそこに専心です。
愛犬の散歩で、例の私立中の前へ。受験生の保護者らしき上品なお母さんが数人、校門の外で立っていました。それと塾か予備校の先生とおぼしき集団が2、3グループ、おそらく新学期の勧誘資料配布の段取りを打ち合わせしていました。

と、その目の前で。
連れのワンが、なんと○○○を。
急いで始末しましたが、先に「運」について書き込んだばかりだったので、間が悪いというか。

きっと運がついた、ということでお許しください。受験生はあと30分ちょっと。粘って❗
昨日の昼、自宅近くの私立中で、試験を終えて出てくる親子の列と出会いました。柔らかな表情が多く、ホッとした様子に見えました。
「緊張した?」「あたりまえじゃん」
笑顔もありました。

こちらの学校は倍率が3倍を越えましたが、実質倍率は2倍ちょっと。それでも2人に1人は涙をのむのかと思うと、せつなくなります。両者を分かつものは、ほとんど「運」といってもいいでしょう。ボーダーラインに何十人とひしめいているのですから。

もし、残念だったときは「運がなかった」でよろしい。実力を磨くべき時期であれば「運も実力のうち」という格言で己を律する必要がありますが、今はいかに速く前を向けるかが、これから数日を左右します。

昨年の我が子は、1日校で大失敗したことに気付き、午後校で惨敗しましたが、翌2日は立ち直りました。後で心境を聞くと、まあとりあえずやることやるか、程度で、勇ましい決意や立派な心構えがあったわけではないようです。にしても、上手く切り替えられたのが勝因でした。無事、近所のこの学校から2日入試で合格を頂けました。

切り替えのキーワードは、運。