こんにちは~、ふじのです。
スタッフブログが毎日更新になり、あっという間に
順番が回ってきます~。![]()
ブログを書く機会が多くなりましたので
好きな本のあれこれもご紹介してみたいと思います。
本日は、こちら。
角田光代さんの「対岸の彼女」
角田さんの本を初めて読んだのは「ツリーハウス」でしたが、
これを読んだ時、作者の方はきっと
自分よりずいぶん年上なんだと、
信じて疑っていませんでした。
ところが最近何かの機会に、自分と変わらないお歳だということが分かり、
「対岸の彼女」を読んだのですが、
こちらは「あるある」満載でとても共感できました。
主人公の主婦である小夜子と、
小夜子が就職した先の女性社長 葵が
高校生だった頃のエピソードが同時展開し、
最後に二つの時代が小夜子の記憶によって重なります。
これは、どうなってまとまっていくんだろうという
ハラハラするニクイ構成ももちろん魅力なのですが、
主婦である現在の小夜子と、高校生である過去の葵の
エピソード一つ一つに、思わすうなずいてしまい
一気に読了しました。
主人公小夜子が、幼い子供を公園で遊ばせなきゃと出かけ、
でも他のお母さんたちにうまくなじめず公園ジプシーをしてしまったり、
雨の日は思わず「ほっ」としてしまったり。
高校生の葵が、いじめも悲惨な家庭環境も
何も気にしない変わり者の魚子(ななこ)に惹かれ、
行動を共にしたり。
そして、背景となる川の景色の何と美しいこと。
見たこともない風景なのに目の前に
広い空と川が展開されていきます。
まるで高校生のころ読んだ、吉田秋生さんの
「桜の園」にも通じるような、抒情感。
まさしく同世代だな、という気がしました。
角田さんの作品群は、只今続読中ですので
随時ご紹介したいと思います。
ではでは。


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もらえ
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