私の夏が終わった…!
燃えに萌えた…!萌えに悶えた…!悶えて燃え尽きた…!
絶大なる色気を放つ轟悠様の絶対的真ん中感がオイディプス王という作品にバチコーン!とハマりこみ、本当に圧倒的で素晴らしかった…
轟王の汗&流血&涙……美しかった…!
1時間半休憩なしで美とパワーを放出し続ける轟王と向き合う我々理事クラスタの気持ちになって下さい。そりゃあ、死にますでしょ。逝ってしまいますでしょ。しばらく逝って還ってこれないでしょ。
轟王は知恵と若さと怒りとエネルギーに溢れ気高く自信に満ちたまさしく王。
しかし、ふとイオカステに向けられる甘えた表情や仕草で、王の未熟な部分を今まで支えてきたであろう妻との関係や夫婦間のエロスを私に想像させるあたりがもうどうしようもな…げふっ
色気の塊みたいな轟王と、そんな色気王を惚れさせる色気を常に振りまきまくってくるイオカステとのエロス夫婦っぷりときたら!
妻という立場で愛し色気を出しまくってたのに、夫であるオイディプスが自分の子だと悟った時イオカステがオイディプスに背を向け、思わずお腹に手を添え一瞬にして母の顔になってる様子なんか、見てて震えましたよ。
そしてオイディプスにこれ以上自分自身を探るのを辞めて欲しいと懇願する時の、母とも妻とも言えない言い方なんかも…居た堪れなかったです。
親子設定と実年齢とのギャップを轟悠様の年齢不詳感で押してく感じかと思ってたら、カチャさんの演技力で成立させちゃってるっていう凄さもなかなかエゲツないなって思いましたよ、私は。
今回の舞台は、コロスが舞台上にずっといる状態ってのが意外と素晴らしく、舞台上のコロスと客席が同じ苦しみを感じてるあの臨場感、あの、自分もテーバイの民になった感、みんな一体となって王の破滅を哀しむあの感覚は、素晴らしい体験でした。
あらゆる場面で、たぶん私、コロスと同じ顔して観てたと思う。笑
回を重ねるごとに轟王のパワーと怒りが更に増したり怒り方が変わったりするので、長もテイレシアスもクレオンもイオカステも羊飼いも全体的にそんな王に負けじとパワーが増したり芝居が変わったりで、もちろんそれと共に舞台上のコロスの空気もグッと張り詰め、客席の私の緊張感も呼応して増し…
ほんと、轟王vs全員による戦いのような観劇でしたね。
(マリンさんが居なかったら窒息してた。)
っていうか、あなた方、一体何回舞台をシめる気ですか?ってぐらい誰かが登場するたびに舞台がしまるんですよ!
たった数分間の出番で鮮烈な印象を残してゆく人が多すぎる…!
特にコマさんが出てきた瞬間なんか、「あ、美形のヒゲがでてきた」って一瞬だけ思うんだけど、しゃべったら予測の上をいくジジイっぷりで…笑
オイディプスの正体に気づいてからの狼狽え方と懇願っぷりが、めっちゃくちゃ全力で泣かしにくるし可愛いし憎い←
1番可愛い顔して1番ジジイで1番短い時間で1番激しく感情を動かし1番狼狽え1番縋り1番許しを請い1番悪くないのに1番全ての元凶。
一瞬の登場で一撃必殺的なトドメ感すごかったです。
あと、巫女として舞台に出突っ張りの状態で一切物語の邪魔にならずその場に存在して、プロローグとエピローグを語るだけで物語に神話感を出しまくってくる憧花ゆりのさんとか、なにこの人すごいな!ってなりましたし、イオカステが自殺しオイディプスが目を潰した状況説明の長ゼリフを言う光月るうさんとか、あんな悲惨な状況が眼に浮かぶような長ゼリフをあんな絶妙なテンションで聞かせてくるのすごいとしか言いようがないし、よろけた王を支えにいったらその手を振り払われるんだけど、王がよろける度にすっごく支えに行きたいけど行けない歯がゆさと王を慕ってた感をこっそり滲ませてるのとか、ちらっと目に入っただけでめちゃ泣けるし。
ほんと、こういう芝居力いる芝居こそ専科なりで定期的にやって、宝塚の幅と裾野を広げればいいのになって心底思いましたよ。
芝居好きだけど宝塚だけは何となく食わず嫌いしてた私みたいな層を一気にホイホイできますよ。
カーテンコール…
無音の中、演者が静かに出てきて礼をしていき、拍手、無音、拍手、無音、拍手、無音、拍手…という緊張感の繰り返し。
ここにきてまだ客のHPを削り取る気か!ってなりました。←褒めてます
芝居を観て劇場を出るときにトラウマ抱えて出てきてこそ、観に行った意味があったなって思うMな私は、今回はトラウマだらけで劇場を後にできて、非常に満足でした。
ぐは…あ、ありがとうございます…!
素晴らしい時間でした…!



