安心立命(あんじんりつめい)
儒教における言葉でございますが
天命を知り、心を平安に保つ事とされます
どの様な時にも動揺せず、
全てを尽くし、天命に任せる
達磨様が、仏教で使いだしました
仏教では、
「あんじんりゅうみょう」
「あんじんりゅうめい」と読みました
江戸時代に入りますと
安心(あんじん)が、「あんしん」と読むようになり
現在の安心(あんしん)というようになったのです
儒教から仏教を経て、
「安心(あんしん)」と言う言葉となったのです
心が安んずる場所は、皆様
それぞれ違うと思いますが、
とらんくすや。親父としては、
「安心立命(あんじんりつめい)の、
地は何処に在りや」
と、問われたならば、
やはり、とらんくすや。親父だけに、
「とらんくすや。
に有り」
と、答えるでしょう
妙に、和柄の藩津(ぱんつ)に囲まれていますと
安らぎを感じるのです
日本人の心魂の故でしょうか?
そりゃそうですね、
藩津(ぱんつ)を売ることで生計を立て、
新作を作る事に日夜没頭しているのですから
皆様の
安心立命(あんじんりつめい)の、
地は何処に有りますでしょうか?