日本神話 深~い お話 十一番
日本の神話 続きです・・・
さて、建速須佐之男命
(たけはやすさのをのみこと)です
海原(地球全体と同じ)を治めよと、
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
が命を出しましたが
建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)は、
泣いてばかりで、泣き干し、
青山を枯れ山にして、
海河をも干してしまうのです
地球の上は、荒れ果て、
様々な悪神が蔓延(はびこ)ったのです
災いが起こったのです
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、
建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)に、
「地上を治めないで、何故泣いてばかりいるのだ」
と、尋ねられました
建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)は、
「私は、母親のおられる、
根の堅州国(ねのかたすくに:悪霊邪鬼の根源)に
行きたく、そればかり願って、
泣いているのです」
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、
「ならば、お前はこの国におるな」
と、追放するのです
建速須佐之男命
(たけはやすさのをのみこと)は、
根の堅州国
(ねのかたすくに:悪霊邪鬼の根源)へ
向う前に
姉の天照大神に別れの挨拶をしようと
高天原へ上るのです
地球全体を支えている神が、
地球を抜け出し、
高天原つまり、天上へ上るのですから
地球の物全てが揺れ動き、
嵐となったのです
物だけでは、幸せではない
浄福感を求めて、泣きわめかれたのです
ですので、
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、
山川が響動し国土が皆震動したので、
建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)が
高天原を奪いに来たと思い、
弓矢を携えて彼を迎えたのです
続きは、明日でございます
とらんくすや。親父でございました