今年1月に作製した「ループアンテナ用」アンプを、アンテナとアンプ、パルストランスの入出力、アンプ出力とチューナーなどのポイントなる各接続部でのインピーダンスマッチングを意図して、再設計したアンプの回路図を記録として残します。

(ループアンテナ部はnanoVNAによるゲイン実測(およそ10dB)

に合わせるために、トランス結合で表現しているが、実際にはトランス(バラン)は無くて、ループアンテナは入力コンデンサに直結されている)

 ループアンテナ自体のインピーダンスも従来の1/2程度まで下げるべく、直径を500㎜Φと小型化してみた。(15⁺j83Ω程度となった)
 製作物の写真はこちら。

 

使用した感触では、1月品よりも性能が高いようで、ラジオタイランドもS/N良く聞こえており、改良に満足してます。

 

ちなみに、10km内にTBSと文化放送の中波送信所があるため、
中波カット用の5次HPF もSDR受信機入力部に挿入している。
HPFの製作は、JH4VAJさんの記事(↓)を参考に作製いたしました。ここに感謝申し上げます。

 

追記

 メインアンテナにすべく、防水ケースを3Dプリンタで作製し、ベランダの物干し竿にクランプで固定しました。

 運良く、物干し竿の長手方向に、ハノイとウドーンターニの送信所があり、国内中波送信所は直交方向にあります。
 (あいにく曇っていてくっきり見えませんが、ループアンテナの中心にスカイツリーが入るように写真を撮りました。)