「好き」 VS 「嫌い」

人が人を好きになるには理由は必要ないという人がいます。

恋するときは誰でもワクワクしたりドキドキしたりして 

「好き」という感情になりますよね。

逆に 「嫌い」ということはそういった 「正の感情」に向いていた状態から

不安定なうたがいやきらう感情が生じてしまい 

「負の感情」に傾いた状態なのだと思います。

本当に苦しかったり辛かったりした場合には 

「相手にしない」「無視する」といった行為になると思います。


男性が 「嫌いになった」という感情には

自分の好みの方向とは違う方向に向いているということなのだと思います。

つまり 「好き」だったものが「苦しかったり」「辛かったり」する

今までの状態とは違ってきてしまったということになるのだと思います。


好きだった人が 苦しかったり 辛かったりする原因となるのは

いったい何なのでしょうか?


若かった相手に若さが感じられなくなった。

優しかった相手が変わってしまった。

そんな 自分の我がままやエゴによって変わってしまう場合、

自分のせいで相手が 苦しかったり辛かったりするので

相手を思うあまりに「嫌い」になるケースはさまざまですが 

一度逆の方向へ傾いた感情を強引に引き戻そうとすれば無理が生じます。

「人情の機微に触れる」という言葉は相手の心の動きを感じて

理解するという意味です。

「相手の心を読む」ということが必要になります。


私には 離婚の経験がありますが 
何年も考えた末に「人生を一緒に歩むことが出来ない」と結論を出しました。 

その理由はいろいろありますが 嫌いという感情よりも 

先を見ることが出来なくなった感情からです。


相手の心を読んで 心が傾いてしまっただけなのか? 

すでに離れてしまったのか?を判断する必要があると思います。


男性が「嫌いになった」という場合には 

売り言葉に買い言葉で言ってしまうケースがほとんどです。

言葉だけを鵜呑みにせずに受け流す必要がある場合もあります。

そのときに 自分が発した言葉や態度を思い返してみてください。

by 日出彦