猪瀬東京都知事の発言が問題になっています。
植草秀一氏のブログで私の言いたいことをいっていただいています。
植草一秀の『知られざる真実』
猪瀬直樹氏はオリンピック招致撤退を表明すべき
2016年オリンピックに向けての招致活動では、150億円もの費用が投入され、血税が100億円も投入されたと伝えられている。
招致活動をした前東京都知事の石原慎太郎氏は、旅客機のファーストクラスを使い、ホテルのスイートルームを使用して、「招致活動」の名の下に大名旅行をした。
広告代理店は招致のプロモーションビデオを作成するとの名目で巨大な利得を得た。
メディアがオリンピック招致の音頭を取っているが、しょせんは欲得に目のくらんだおぞましい動機によるものである。
オリンピックのためだけに巨大な施設を建設しても、その後の利用が行われなければ、巨大な資金の無駄遣いで終わる。
ゼネコンと利権のキックバックを受ける利権政治屋は儲かるだろうが、これは「公」のためのオリンピックではなく、単に「私腹」を肥やすためのオリンピックである。
こんなことに巨大な資金を投じる前に、社会保障の充実を図るべきではないのか。
猪瀬氏がNYを訪問したのはNYの地下鉄を視察するためだったと伝えられている。
NYにならって東京の地下鉄や公共バスを24時間営業にすることが検討されているという。
そんなことを東京都が行う必要はないだろう。
24時間都市のことを「不夜城」と呼ぶが、東京を「不夜城」にする理由などどこにもない。
工業化・大量生産・大量消費・効率化・拙速の時代は終わりを告げた。
人々はいま、スローライフ、スローフードを求めている。
効率一辺倒ではない、ゆっくりとした落ち着いた生活を求め始めている。
その時代に地下鉄と都営バスを24時間営業にするというのは、時代錯誤である。
このような時代錯誤の人物だからこそ、人権意識、平等意識のない、次元の低い発言を示すのだ。
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更に、天木直人氏のブログでも、猪瀬氏のニューヨークでの発言に関して、彼は辞任を迫られるだろうとしています。
猪瀬直樹東京都知事の失言問題は、一夜明けて、どうやら私が予想していたよりもはるかに深刻な事態に発展して行きそうだ。結論から言えば猪瀬知事の辞職発表と東京都の立候補取り下げ、これしかない。
もちろん猪瀬知事や東京都、そして日本政府はそうならないように必 死で沈静化につとめるだろう。しかし、そうすればするほど辞任と撤回に追い込まれることになる。その後の報道によれば猪瀬知事の失言はあまりにも酷すぎる。
イスラムを侮辱しただけでも大問題なのに、マドリードとイスタンブールは東京に比べ候補地として劣っていると「口撃」した。オリンピック精神を踏みにじっただけでも失格だ。おまけに親日国のトルコ批判までした。そのトルコは今回の安倍首相の「外遊」先だ。
安倍首相のトルコ訪問はもちろん「外遊」だから友好親善だけの訪問だ。いいことばかりを並べて親善外交を日本国民にアピールするシナリオだった。その訪問を謝罪からはじめなければならなくなったのである。私は、猪瀬知事は帰国する前に海外で辞任発言をすべきだと思う。そしてそれは猪瀬知事にとっても最善の選択であるに違いない。
東京都政にとって五輪誘致は最大の重要事に違いない。それを知事がぶち壊したのだ。もはや東京五輪が誘致が絶望的となったことは衆目の一致するところだ。そうであれば五輪誘致の選挙で負ける事が判明した後の9月には、必ず言及される。あの時の発言が致命的だったと。そうなることが明らかである以上引責辞任は早ければ早いほどいい。
そして五輪誘致が絶望的であることが明らかな以上、候補国を取り下げ、マドリードとイスタンブールのフェアな競争を願うと宣言することこそが最善の謝罪となるのだ。それこそがダメージコントロールだ。今後数ヶ月、無意味な五輪招致活動をしなくて済む。
東京五輪に反対する都民、国民は喜ぶ。猪瀬知事に反対する都民、国民は猪瀬知事の辞任を喜び、あらたな知事選を歓迎する。世界は日本の潔さを褒め称え、日本を許す。失言を補うに余りある評価が得られるかもしれない。
人気取りに必死な安倍首相は猪瀬知事に辞任を迫るのだ。そうすれば安倍首相の人気も更に上がるだろう。猪瀬知事の辞任と五輪候補国の取り下げ、これこそが皆にとって最善の方策なのである(了)。
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猪瀬直樹氏はオリンピック招致撤退を表明すべき
2016年オリンピックに向けての招致活動では、150億円もの費用が投入され、血税が100億円も投入されたと伝えられている。
招致活動をした前東京都知事の石原慎太郎氏は、旅客機のファーストクラスを使い、ホテルのスイートルームを使用して、「招致活動」の名の下に大名旅行をした。
広告代理店は招致のプロモーションビデオを作成するとの名目で巨大な利得を得た。
メディアがオリンピック招致の音頭を取っているが、しょせんは欲得に目のくらんだおぞましい動機によるものである。
オリンピックのためだけに巨大な施設を建設しても、その後の利用が行われなければ、巨大な資金の無駄遣いで終わる。
ゼネコンと利権のキックバックを受ける利権政治屋は儲かるだろうが、これは「公」のためのオリンピックではなく、単に「私腹」を肥やすためのオリンピックである。
こんなことに巨大な資金を投じる前に、社会保障の充実を図るべきではないのか。
猪瀬氏がNYを訪問したのはNYの地下鉄を視察するためだったと伝えられている。
NYにならって東京の地下鉄や公共バスを24時間営業にすることが検討されているという。
そんなことを東京都が行う必要はないだろう。
24時間都市のことを「不夜城」と呼ぶが、東京を「不夜城」にする理由などどこにもない。
工業化・大量生産・大量消費・効率化・拙速の時代は終わりを告げた。
人々はいま、スローライフ、スローフードを求めている。
効率一辺倒ではない、ゆっくりとした落ち着いた生活を求め始めている。
その時代に地下鉄と都営バスを24時間営業にするというのは、時代錯誤である。
このような時代錯誤の人物だからこそ、人権意識、平等意識のない、次元の低い発言を示すのだ。
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更に、天木直人氏のブログでも、猪瀬氏のニューヨークでの発言に関して、彼は辞任を迫られるだろうとしています。
猪瀬直樹東京都知事の失言問題は、一夜明けて、どうやら私が予想していたよりもはるかに深刻な事態に発展して行きそうだ。結論から言えば猪瀬知事の辞職発表と東京都の立候補取り下げ、これしかない。
もちろん猪瀬知事や東京都、そして日本政府はそうならないように必 死で沈静化につとめるだろう。しかし、そうすればするほど辞任と撤回に追い込まれることになる。その後の報道によれば猪瀬知事の失言はあまりにも酷すぎる。
イスラムを侮辱しただけでも大問題なのに、マドリードとイスタンブールは東京に比べ候補地として劣っていると「口撃」した。オリンピック精神を踏みにじっただけでも失格だ。おまけに親日国のトルコ批判までした。そのトルコは今回の安倍首相の「外遊」先だ。
安倍首相のトルコ訪問はもちろん「外遊」だから友好親善だけの訪問だ。いいことばかりを並べて親善外交を日本国民にアピールするシナリオだった。その訪問を謝罪からはじめなければならなくなったのである。私は、猪瀬知事は帰国する前に海外で辞任発言をすべきだと思う。そしてそれは猪瀬知事にとっても最善の選択であるに違いない。
東京都政にとって五輪誘致は最大の重要事に違いない。それを知事がぶち壊したのだ。もはや東京五輪が誘致が絶望的となったことは衆目の一致するところだ。そうであれば五輪誘致の選挙で負ける事が判明した後の9月には、必ず言及される。あの時の発言が致命的だったと。そうなることが明らかである以上引責辞任は早ければ早いほどいい。
そして五輪誘致が絶望的であることが明らかな以上、候補国を取り下げ、マドリードとイスタンブールのフェアな競争を願うと宣言することこそが最善の謝罪となるのだ。それこそがダメージコントロールだ。今後数ヶ月、無意味な五輪招致活動をしなくて済む。
東京五輪に反対する都民、国民は喜ぶ。猪瀬知事に反対する都民、国民は猪瀬知事の辞任を喜び、あらたな知事選を歓迎する。世界は日本の潔さを褒め称え、日本を許す。失言を補うに余りある評価が得られるかもしれない。
人気取りに必死な安倍首相は猪瀬知事に辞任を迫るのだ。そうすれば安倍首相の人気も更に上がるだろう。猪瀬知事の辞任と五輪候補国の取り下げ、これこそが皆にとって最善の方策なのである(了)。
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