今日の朝7時に、何気なくテレビのチャンネルを選んでいたら、BSジャパンで田原総一郎が司会をしていた「仰天歴史塾」というのを放映していました。
なかなか面白かったのでそれについて書きます。
BSジャパンはテレビ東京系だけど、BSでは旅とグルメ番組だけではないのですね。

で、「レインボー療法」の記事は次回にさせてください。

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この放送番組は秋の再放送のようで、現在は毎日連続放送しています。
もう5回目だそうですが、初めのほうも見たかったです。
明日も朝7時から番組があります。
明日は正力松太郎と一緒に原子力発電に邁進した岸信介元総理の話しが出てきます。
戦犯の岸は、アメリカと取引をしたのですが、その辺のこともBSですから放映されると期待しますが、その辺の話しはされないようです。

いろいろと教科書とは違うことが明かされているようでした。
教科書に書いてあることが、如何にイカサマかということは、現在の出来事が100年後にどう語り継がれるかをみれば一目瞭然です。

それどころか、人類の登場時点から間違っていますから。

近衛文麿総理は戦争に反対し東条英機は戦争(大東亜戦争)をするべしとしていましたが、ノンフィクション作家の保坂正康氏の話しにと、番組の内容です。

天皇の側近だった木戸幸一内大臣は陸軍大臣として陸軍を抑えている東条秀樹を使って戦争回避を思い立ち、天皇に東条を総理大臣とする東条内閣樹立の戦略を立て、天皇の了解を得た。
東条は天皇の命令を絶対とする軍人だったのでそれに従った。
それでほぼ戦争突入が決まっていたが10月20日に参戦に向けた方向を再検討する項目再検討会議を開いた。

しかし東条は変わっても全体組織の流れは変わらなかった。
国民からの東条への手紙を現在姪ごさんが持つが、その数百の内容はどれも「意気地なし」という内容ばかりが数百とあった。
戦争前日に東条は寝室で一晩泣き明かした。

日本の軍事力はアメリカの6分の一程度。
その後も日本は戦力を増加できないがアメリカは増産し続けた。



省あって国なし

12月年の最後の会議で戦争反対のはずの海軍は年度末に決まる来年の軍事予算が欲しくて「戦争賛成」と言い、戦争が決定した。
1941年12月8日真珠湾攻撃、東条は戦争を回避できなかった。


東条は逮捕のとき自殺し失敗する。
自殺したことでGHQによる裁判で天皇を守れる機会を捨てたということで一時的に天皇を裏切るが、一命を取り留めて裁判では他の戦犯同様徹底的に天皇の戦争責任を回避する方向の発言をする。

日露戦争に日本が向かうとき、明治天皇は下記の歌を詠みました。

よもの海 みな はらからと思う世に
など波風のたちさわぐらむ
周りはみんな同じ親から生まれたきょうだいと思っているのに、なぜ波風を立てくてはならないのだろうか

いつの時代も天皇陛下は世界平和を願っていたのですね。
それといつの時代も国民はマスコミと国に騙され続けています。
今後も同じことがこれから起きないようにしないといけません。

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以前の番組のインタビューで岡崎研究所所長の岡崎久彦氏が言っていますが、なぜ日本はロシアに勝ったのか?
結局、下士官の優秀なことだといいます。この岡崎さんの話しはこれまでの歴史を覆すことで実に面白かった(67:20から
のところと70分からのところ)。

つまり私がよく言うように、日本民族の集合体は、どこでもトップや政治家がバカでも、会社で言えば課長クラスが優秀である、現場が優秀であるということです。
それは今の町工場を見てもそうですが、上下関係に囚われずに自由な発想があって、自立した行動が許されていたということです。
欧米では上司の命令は絶対ですから、こうはいかないのです。
それでも軍隊というと上司の命令は絶対となりますが、縛り自体が少なく、失敗に対しても寛容であったのではないかと思います。

こういうことは暗黙の了解という、謂わば共同創造の体現でもあるのです。
戦後の日本の復興もその意識の現れです。
それが今の日本はどういうことでしょうか? 年の最後なのでボヤキはまたにします。

本年も多くの方にお読みいただきまして有難うございました。
感謝申し上げますとともに、来年もよろしくお願いいたします。
来年が皆さまにとって佳き年となりますことをお祈り上げております。

合掌!



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ネットサーフィンでちょっと拾い読みです。

松井秀樹選手の引退で、米メディアはこぞって称賛報道をしているとのことです。

松井引退、2ページにわたり掲載…NYタイムズ
松井は完璧な「ヤンキー」だった 担当スカウト語る
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