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連日、テレビのワイドショーで梨本勝氏の肺がんでの死亡のニュースを見ていて、あれだけ世の中の深層を探っていて、いろいろな人との親交も深かった人が、ガンに対する知識が全く無くて、みすみす命を落としてしまったことを見ていると、この世の中で真理を伝播していくことは本当に大変なことなのだとつくづく感じます。
連日、多くの著名人がガンで命を落としているのを見ると、本当にマスコミはガンの真実を何も知っていないのだと思います。
ガンの専門医もガンの真実、病の真実を何も分かっていない人が本当に多いのだろうなとも感じます。
梨本さんのツイッターでは、抗がん剤で髪の毛が亡くなった梨本さんが「亀梨の恋人が何々・・」 とか言っていましたが、芸能界の目に見えない部分をこれだけ探っていた人も、人間が健康であるための情報、病を治すための真実の何も知らない、探らないで医者任せにしてしまうということを見ると、このエネルギーをもっと他のことに使って欲しいものだと思うと同時に、やはり真実・真理は人に伝えるものではなくて、自分で探らないとならないものだとつくづく感じました。
だからと言って私は真実の伝播を止める訳ではありませんが、
昨日ちょっと読んだ本のこともあり、
「自分の幸せは自分でしか作れない」「真理・真実は教えられるものではない」
ということを強く、改めて感じました。
その本は最近私が注目している医療ジャーナリストの故・今村光一さんが著わした「ガン勝利者25人の証言」 という本で(中身が観れます)、その中で自分が余命3カ月のガンになってもそれを克服し、英国の「ブリストル・ガン・センター」という病院まで作ってしまったペニー・ブローン女史の言葉に注目しました。
「今までの一生のうちでガンになったことが一番よかった」
「ガンはハード・ティチャー(厳しい教師)です」
今村さんは「ハード・ティチャー」についてこう言います。
「この厳しい教師は自ら学ぶ気のある患者には実に多くのことを教える」
「そしてペニイもそれを学んだからこそ、ガンになったことが一番良かったと言っているわけだ」
自分の不幸を不幸でなく学びとして受け入れ、ガンを克服しようとする気構えあれば、ガンは逃げて行くということが、今の私にはよく分かる気がします。
「求めよ、さらば与えられん!」 なのです。
梨本さんがこれまでの人生で使ったエネルギーは普通の人の何倍ものものだったと思います。
その半分でも、自分がガンになった時に使って、真実を探って欲しかったと思います。
しかし病に陥っても、自分の病を探究せずに、ツイッターなどで仕事に励んでしまう性(さが)が命を落とした原因のように思います。
私などがいろいろと情報発信していても、結局はそれだけでは真実・真理は伝わらないと思い知らされます。
人を説得するということが如何に無意味ということも感じます。
本当に必要なことは真実の発信ではなくて、如何に真実を探ろうとする「目」「意識」に触れることができるかの『ヒント』なのだと思います。
私たちが世の中を変えることは結局は出来ないのであり、一人ひとりが自分の不幸の中から真実・真理に気付いてくれるヒントを置くことの手助けしかできないということ。
結局は自分の幸せは自分で見つけることしかできないということを、改めて感じるこの頃でした。
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