優しい言葉、あったかい気持ち、しっかり届きました。
響きました。 本当にありがとう。
逆の立場でも、声を掛けることさえ躊躇われる状況
だと思うのに、一生懸命言葉を紡いで届けてくれた
お友達に・・本当に感謝しています。 嬉しかった。
今も、落ち着いて過ごせています。
泣いてもいないよ。
悲しみやつらさからは、ちょっと離れた場所に居る感じ。
多分、事態が深刻であればあるほど、ぼんやりして
しまう性質(たち)なんだろうな、と。
だから、今までも、土壇場のほうが結構タフで居られた、
そうしてやってこられたのかも。
本当に、今はとてもぼんやりとしていて、世界に霞が
かかったような。
でも、強い痛みも出血もないので、自分の命が危険、
と言われても、なかなか現実味が湧かないものですよね。
ただ、昨夜は少し、胸がざわざわして苦しかったかな。
本格的な入院は初めてなので、まずはそちらに少し
緊張、不安を抱いているのかも。
例え家族でも、同室では眠れない私なので、大部屋では
きっと寝られないだろな・・とかね。
本当は個室がよいけれど、最新の医療センターは個室の
差額ベッド代が最低でも1万6千円/日と高額なので、まずは
大部屋で様子をみるしかないか・・と。
どうしてもしんどければ、へそくりで個室に移ります(苦笑)
入院生活、少しでもストレス少なく過ごしたいから、贅沢
だけど・・。
お友達1人1人と、話したいことが沢山あります。
でも、今は言葉も文章もまとめる力がなくって。
なので、一応、改めて、今の状況の説明なんかを・・。
前にも書いた通り、私の場合は、子宮外妊娠の中でも
かなり稀な、「間質部妊娠」というものでした。
これは、正確には子宮の「外」ではないのです。
名称も初めて聞く方がほとんどだと思うので(私もでした)、
以下のイラストなど参考にして頂ければ↓
http://www.internethospital.net/ectopy.html
イラストの、③の部分が間質部です。
今、ここで、子を包む胎のうが、むくむく育っています。
育って育って、この③の上のピンクの部分、子宮筋?の
厚さが、一昨日の時点でもう2ミリしか残っていなくて。
前々回は10ミリ、前回は4ミリあったのですが・・。
その経緯をみて、このままでは、今後の妊娠に耐えうる
状態ではないだろう、子宮破裂が免れない・・という医師の
判断になりました。
この子宮筋?の部分に穴があいてしまうと、そのすぐ上に
ある腸にまで穴があき、その場合は腸の一部も切除し縫合
する手術が必要になってしまうそうで・・。(それは、一昨日
初めて聞きました。ネットにもどこにも載っていなかったし)
とにかく、この間質部というのが、手術もなかなかに手強い
部位らしく・・。
それで、抗がん剤を使用した処置が候補に挙がってきた
ようです。
本来、抗がん剤を使う方法は、もっと週数が浅く、胎児や
胎児心拍が確認されないケースにのみ、適応らしいので。
ただ、この抗がん剤も効果が出るかは不明瞭らしく、
治療を始めても効果が薄い場合には、結果的に後になって
手術になるケースもあるようです。
治療の過程で腹部での大量出血などが起こる場合も。
あと、抗がん剤治療は、効き方にもよるのですが、手術
よりは少し時間がかかるみたい。 あとは多少の副作用と。
特に私の場合は、子宮外妊娠の処置にしてはかなり週数
が経ち、胎のうも大きくなっているので、効果が出にくい&
長引くかもな・・。
状態が安定している方なら、通院治療もできるみたいなの
ですがね。
ちなみに、本来の手術なら開腹で、その場合は子宮の一部
に傷はつきます、とはっきり言われました。
そんなところかな・・今、話せるのは・・。
とにかく、明日入院して色々検査してみないと分からない
ので。
その結果によっては、火曜日以降にすぐオペになるかも
ですし。
そんな状況だから、ぼんやりしながらも、もうこれは決断
して前に進むしかないんだ、今できることをやるしかない、
生きるためには、と、どこかで納得し、腹をくくれているから
それなりに落ち着いていられるのかも知れません。
家族を置いて、特にこれからどんどん歳をとってゆく母を
置いて、まだ、今、死ぬわけにはいかないものね。
心配そうな母をみると、そのことに余計に胸が痛みます。
私は具体的に治療を頑張る、っていうことがあるけれど、
何も出来ずにただ見守るしかない周りの家族のほうが、
実はつらいんじゃないかな、って。
旦那さんとお義母さんもすごく心配してくれていて。
全面的にサポートもしてくれています、色々。
元気になったら、ほんと、みんなに恩返ししないと。
頑張ろう。
かけがえのない命を、私だけが貰ってしまうんだから・・。
では、そろそろ明日の支度をします。
うん、頑張ろう。