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TRUE DAYS

とぅるです。@syumisyumi100という明らかな趣味垢を管理している奴のブログです。NICO Touches the Wallsが好き。

「今年の1125は東京と大阪、2箇所でやります!名付けて初と初です!」

そんな情報が流れたのがついこの間のように感じる。11月25日が終わってしまった今でさえそう感じるのだからこれからもずっと忘れられず、ずっと鮮明に覚えていられるような気がする。


私は東の初、下北沢club251でのLIVEに参戦した。もちろんLIVE自体とてつもなく素晴らしいものであり、最初で最後の3ピースというNICOの貴重な瞬間に立ち会えたことはファン冥利に尽きるわけであるが、私にとってはこのLIVEまでの過程から既に奇跡の連続だったのだ。

まず第1の奇跡は、チケットを手に入れられたことである。いや、正しくは譲って頂いたのだ。会員先行で申し込んでみたはいいものの、キャパから考えて当選するのは難しいだろうとわかっていた。そして案の定結果は「残念ながらチケットをご用意できませんでした。」わかっていたとはいえ悔しい。1125はただのLIVEではない。NICOとファンの距離が普段よりも近く、毎年驚くような展開を用意してくれており、ファン感謝祭的な要素もありつつNICOの本領が発揮されるLIVEでもある。そんなLIVEに行けないなんて…。と落胆しているときにあるフォロワーさん(Rさん(仮))が声をかけてくれた。なんとRさん本人もRさんの友人も二人とも当選したというではないか。そして2枚余っているからいらないかというではないか。ひゃー。渡る世間は仏ばかりです。かくして私は東の初への参戦券を手に入れることが出来た。Rさん、本当にありがとうございました。




そして第2の奇跡はLIVE前日、11月24日のことである。私が普段暮らしている北海道はなんとこの日まさかの吹雪。前日まで地面はしっかり見えていたのに朝になるとどこもかしこも真っ白。この日飛行機で東京に行く予定だったのだが、なにやら嫌な予感がした。航空会社のホームページを見てみるとなんとなんと「欠航」の文字だらけではないか。私は最終便をとっていたのだか、早いうちに北海道を出た方が良いと思い変更したいと電話してみたが既にどの便も満席で変更不可だという。つまり、この時点で私にはどうすることもできなくなってしまったのである。飛んでくれるのかはたまた欠航になるのかはまさに神のみぞ知る世界になってしまった。最終便をとったのには用事があったからなのだかその用事をやっている余裕などなくなってしまい、14時頃に空港に到着。最終便は21時発であり、7時間も早く来てしまった。それだけ追い詰められていたのだと理解して欲しい。そこで午前の便が欠航になり、午後の便に変更、その便も遅れているがなんとか飛びそうだというRさん達と合流。なぜよりによって今日なんだ…とお互い嘆きながらもバンドマンを探して元気を出そう(11月23日はストレイテナーやフォーリミなど札幌でLIVEがたくさんあり彼らも足止めされていた)などと励ましあった。そしてまた東京で再会することを誓い、Rさん達を搭乗口前で見送った。さぁ、ここから21時までが私の孤独な戦いの始まりである。欠航になったせいで受け付けには長蛇の列が出来ており、キャンセルを待つ人や勤務先に連絡を入れる人など空港には緊張感とも落胆とも言えぬ独特の空気が充満していた。そんな中で私ができたことは、空港内の店をぐるぐる回ることや、外の景色を眺めること、タピオカドリンクを飲むこと、試食で空腹を満たすこと、嫌なものを全てトイレに流すこと、それくらいであった。掲示板の前を何回も通ったがその度に遅れの文字や欠航の文字が増えていく。そのうち怖くなって見ることもやめてしまった。なんだかんだとしているうちに20時になり、搭乗口まで来てみると「搭乗手続き中~大幅な遅延、最悪の場合欠航になる可能性もあります~」との案内が。怖い。でも信じるしかない。どうやら一つ前の便も1時間程遅れてるけど飛ぶみたいだし、きっと私の便も大丈夫。うん、きっと大丈夫。そういえば晩御飯食べてなかったしパンでも買って食べようかな。そうしてパンを3口ほど食べていた時のことである。♪~「ご案内致します。〇〇〇便(私の前の便)は折り返して使用する予定だった飛行機が羽田空港に戻ってしまったため欠航となります」そのとき私の隣に座っていた人の「はっ?!マジかよ?!?!」といった声はその便を待っていた人全員の気持ちを代弁していたと思う。私も食べかけのパンを吐き出すところだった。そして自分でも驚いたのだが、震えが止まらなくなってきたのである。1時間遅れた挙句に欠航。これって他人事じゃないんじゃないか?私の便は大丈夫なのか?東京行けるのかな?イイニコ行けるのかな?ずっと不安に思いつつ抑えていた感情がついにこらえきれなくなったのである。怖い。どうしよう。雪のせいでイイニコ行けないとか絶対嫌だ。チケットが欲しくても手に入れなかった人がたくさんいるのに。手元にチケットがあるまま11月25日をすごすなんて絶対に嫌だ。ただでさえノミの心臓の私はさらに小さくなっていく心臓をどうしたら良いかわからず、Twitterで不安を晒すことしか出来なかった。
すると何人ものフォロワーさんが「大丈夫だよ!」「きっと飛ぶよ!」と励ましてくれたのだ。このときもらった安心感はとても言葉では表現できないし、感謝してもしきれない。本当に本当に皆さんありがとうございます。そして少しずつ震えが収まってきた頃。

♪~「ご案内致します。〇〇〇便(私が乗る便)は通常運行を予定しております。」

今通常運行って言った?!東京行けるの?!イイニコ行ける?!そう思った時には震えのかわりに涙が出てきて、マスクで必死にしわくちゃの顔をごましかていた。更にフォロワーさんからはどんどんと応援メッセージが。涙腺崩壊です。皆さん素敵すぎる。結局50分位遅れたけれど、そのあいだに♪~「飛行機は到着致しましたので搭乗まで少々お待ちください」「まもなく搭乗案内をかいしいたします」「優先案内を致します」などと具体性を増したアナウンスが、流れてきてどんどん私の精神は安定していった。そして、飛行機の中に入り離陸した時にはもう何もかもが奇跡のように感じて飛行機がとても愛おしく思えて、フォロワーさんが私にとってかけがえのない方達なんだと改めて実感した。本当に飛んで良かった。あとから新聞を見て知ったがこの日は150便近く欠航になったらしい。その中で変更もせずに無事に東京に行けた人は何人いたのだろう。あの会社のあの便を選んでいなかったらと思うと、ぞっとする。

かくして、0時を回った頃に羽田空港に到着し、0:30頃にホテルにも到着。精神的な疲労はびっくりするほどなく(あとから北海道に戻ってからきた笑)、LIVEに対する期待で胸がいっぱいだった。

翌日は7時頃に起きて支度をして、たった6時間ほどだけどお世話になったホテルに別れを告げ、友人と合流しいざ下北沢CLUB 251へ。イイニコには本当に雨がつきもので昨年同様雨降りの中で物販に並ぶ。東京に遠征する度に思うのは「世の中にはこんなにNICOが好きな人たちがいるのか」ということ。特にイイニコは光村氏の言葉を借りるならばコアッコアッなファンが集まるLIVE。ところどころ聞こえてくる会話にも思わず聞き入ってしまう。NICOが好きな人達に囲まれて嬉しい反面、地元で分かり合える人がいないことに切なくなる。もっと地元頑張ろうよ。全国にファンを作るためにも全国ツアーって大切だと思う。NICOさん、待ってます。



と、ここまではかなり自分目線な出来事を書いてしまったのであとからライブ自体のことを書きたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。