北海道新聞 (08/24)
札幌聾学校で体罰 男性教諭、女児ける 校長が退職願
札幌市の道立札幌聾(ろう)学校(秋田茂校長、百九人)で七月、 男性教諭(54)が小学部低学年の女子児童の足をけるなどの体罰を行ったことが二十三日、分かった。 学校側は体罰を認め、道教委は近く男性教諭を処分する方針。 さらに別の教諭二人による体罰があったと複数の保護者が指摘しており、秋田校長は「指導不足を反省している」と、三十一日付の退職願を道教委に提出した。
同校や複数の保護者によると、七月二十四日の放課後、数人の児童が教室で騒いでいたところ、静かにさせようとした男性教諭が女子児童一人の左足のひざ上をけり、頭を拳でたたいた。 女子児童の足には五センチ大のあざができた。
この時、同校内では校長らと複数の保護者による懇談会が開かれていた。 体罰の一部始終を目撃した保護者は「教諭の最初の注意が手話ではなかったから理解できなかった様子だった。 体罰の直後、女子児童は足をひきずっていた」と証言。女子児童の母親は「子供はなぜ暴力を振るわれたのかが分からず、その後も男性教諭を怖がっている」と訴える。
男性教諭が体罰を認めたため、同校は二学期が始まった二十一日から、この教諭をすべての授業ら外した。 月内にも事故報告書を道教委に提出する。一方、別の教諭二人が児童をたたくなどの行為をしたとして、 複数の保護者が七月、二人の謝罪や担任代えを求める要望書を同校に提出した。中には、児童をたたく行為が校内で頻繁にあったと指摘する記述もある。
秋田校長は「子供の心にまで傷を負わせてしまい、保護者にも申し訳ない」とし、 別の教諭二人の行為についても「調査を進めているが、保護者が抱く不信を解消することができず、責任を感じている」と話した。 道教委によると、体罰に対する懲戒処分は戒告が基本だが、意思表明を十分にできない障害児への体罰は「より深刻な事態」(道教委教職員課)として、内規で健常者よりも処分を重くすると定めている。
難聴の生徒に体罰、シャープペンシルの先で突く、蹴る~滋賀・大津市
DNN1718 聾に関する情報(10/20 16:32)
滋賀県警大津北署は19日、京都府舞鶴市溝尻、元大津市立中学校臨時講師、岩佐秀人容疑者(28)を傷害などの疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は09年1月~今年5月、姉妹が通う中学校の教室で、受け持っていた姉(15)の頭を何度も殴ったり、左手の甲などをシャープペンで刺したりしてけがをさせた。
また妹(14)にも頭を平手で殴ったり、足を蹴ったりする暴行を加えたとされる。同署によると、岩佐容疑者は自分の唇の動きで姉妹が授業を理解できないことに立腹したらしい。
岩佐容疑者は今年5月、毎日新聞の取材に「最初は手話を使っていたが、腕のしびれや肩こりに耐えられなくなった。行き過ぎた指導だった」と話していた。岩佐容疑者は6月、県教委から減給処分を受け、依願退職した。【村山豪】
大阪の支援学校、教諭2人が体罰 生徒を十数回暴行 2013/1/21付 日本経済新聞大阪府立生野聴覚支援学校(大阪市生野区)で昨年12月、同級生をからかった中学1年の男子生徒に、教諭2人が頭や顔を十数回たたく体罰を加えていたことが21日、府教育委員会への取材で分かった。生徒は鼻血を出し、顔を擦りむくけがをしていた。府教委は処分する方針。
府教委によると、担任の40代の男性教諭と生徒指導の50代の女性教諭が12月19日午前、生徒を会議室に呼び指導。生徒が「悪くない」と非を認めなかったことなどに立腹し、女性教諭が2、3回頭をたたいた。男性教諭は10回以上、頭や頬を平手でたたき、生徒の胸ぐらをつかんで倒した後、背中を踏み付けた。
2人はその後、校長に「2、3回平手でたたいた」と報告。その日の午後に保護者の申告で十数回たたいたことが分かった。学校は昨年末に保護者と生徒に謝罪した。
府教委支援教育課は「障害がある弱い立場の子どもへの暴力的な指導で、あってはならないことだ」と話した。〔共同〕
大阪府教委、体罰で5教諭懲戒 今年度計17人に 2013年2月16日 朝日新聞【金成隆一】大阪府教委は15日、体罰を理由に5教諭を懲戒処分とした、と発表した。5教諭にはいずれも過去に体罰歴があったという。府教委による体罰での懲戒処分者は今年度17人で、2003年度以降の10年間で最多となった。また、体罰とは別に2教諭を懲戒免職処分とした。
男子生徒(13)の頭や顔をたたくなどした府立生野聴覚支援学校の男性教諭(43)は停職3カ月に、女性教諭(60)は減給4カ月の懲戒処分にした。2人は昨年12月、同級生をからかったとして生徒を呼び出し、男性教諭は生徒の顔や頭を9回たたくなどし、逃げようとした生徒を蹴った。生徒は鼻血や眼球出血などのけが。女性教諭は同僚の体罰を止めず、自らも頭を2回たたいた。男性教諭は当初、上司に体罰の回数を少なく申告していた。
他に、部活動中に練習に不満を言った男子部員の顔をたたき、あごの骨にひびが入るけがを負わせたとして八尾市立中の男性教諭(28)を減給2カ月▽授業中に指示に従わなかったとして生徒を引き倒し、背中を蹴ったなどとして門真市立中の男性教諭(43)を減給6カ月▽部活動中に指示を破ったとして男子部員の顔を10~12回たたくなどした府立高校の男性教諭(53)を減給6カ月とした。