先日の彼は
背は160cmないかもしれない。
顔の形は少し長く、ゆがんでいた。
(しかし小顔と言っても良いかもしれない。)
肌はぼこぼこで、
追熟したパッションフルーツのよう。
歯が長くネズミのようで、目はするどくつりあがっていた。
たしかに・・・・
そのままハッキリ言うととても
「イケメン」とはいえないかもしれない。
でも、、、
身体は鍛えているのか筋肉質と言えるのか
しっかり引き締まっているように見える。
服装は若者らしい服装ではあったけれど、
それなりに考えオシャレをしていた。
彼はそのことについて私が褒めると、
「自分に自信が無いからオシャレするのかも。
と言った。それから、
ウチは結婚相談所なのに、
「結婚の何がいいのか分からない」と言う。
「基本、一人が好きなんで」と言う。
それなのに、ここ「結婚相談所」に来た彼。
そうなの、それも分かる気がする。
(ほんとに分かる気がする)
でも、、、相談所といっても、
無理やり、くっつけて結婚させるワケじゃないんだから
ウチでお見合いして彼女探したらいいんじゃないの?
(彼女といっても生涯末永くお付き合いできる彼女)
と言ったら
「女性の目が見れない。」
「自分のことなんか好きになってくれる人はいない。」
「100%自分に自信がない。」
そう言った。
こんな思いを30歳になる今日まで抱えて来た
彼の心境を思うと涙が出そうになる。
このまま、50代、60代になってはいけない。
この気持ちまま、年を重ねていけばどんな孤独が待っているだろう。
一人、深く深くこちらから見ると闇の沼へ沈んでいき、
引き上げてしまうことは困難。
孤独死してしまう人がいる。
誰にも、行政にも、家族にも助けを求められない、
求めない人達がいる。
最後に
「おにぎりが食べたい」と、メモを残して
亡くなったお年寄りの方がいた。
そんなことは絶対に起きてはならないことなのに。
なぜ、と思う。
そんなニュースを見てどうして誰にも
助けを求めなかったのだろう、
誰か、このお年寄りのことを世話する人は
いなかったのかと思う。
この亡くなったお年寄りの方は、
行政の対応が問題視されていたから、
決して心開けない人ではなかったのかもしれない。
それでも、
「どうせ助けてもらえないし・・」
と動けなくなったのかもしれない。
このお年寄りの事は何も知らないから
知らない上での思いではあるけれど
もう少し若いうちから何とかならなかったのか、
と思う。
妻がいたら、家族がいたら、子供がいたら、
違った人生だったのではないかと思う。
この30歳男性はご入会頂けなかったけれど、
「婚活」でなくても、別の方法でもいい。
何とか、心の誤解を解いてあげて欲しいと思った。