Twitterでさらっと書こうと思ったけど、想像以上に良いアルバムだったので。
13組のアーティストが宇多田ヒカルさんの楽曲のカバーをしているアルバムです。リリースの情報が流れた時は「よくあるやつだ」と思ってしまった自分。レコード会社にしても、お休みしてるアーティストの楽曲を引っ張りだして、アルバム作って稼がんでも…なんて、楽しみにしていませんでした。
先日YouTubeに楽曲が上がっていたので、どれどれ試しに視聴してみたところ、各楽曲のクオリティに思いきり惹かれました。各アーティストが各々のスタンスを決して崩すことなく、宇多田さんの楽曲を完全に自分のものに料理しているんです。吉井さんの「Be My Last」なんてハマりすぎて、もはやイエモンの新曲のようでした。仕事でアレンジをする側としても、参考書にさせて頂けるような一枚です。
浜崎あゆみさん
普通によく聴いてました。それは自分だけでなく周りの人間のほとんどが。今でも春が来れば「Moments」が、夏が来れば「July 1st」が、秋が来れば「SURREAL」が、そして冬が来れば「appears」が、その時代の景色と共に勝手に脳裏でリフレインします。後世に歌い継がれゆくべき楽曲も多いと思います。
最近では紅白に出ないだとか体調のこととか、ゴシップさえも色々と騒がれるようになって、新譜を耳にしても昔程のインパクトは正直無く、気づけば生活の中ですっかり聴かなくなっていましたが、今回の「Movin'on without you」を聴いて、あの頃好きで聴いていた感覚が久々に蘇りました。楽曲次第でこの方、J-POPのトップ戦線で今も全然勝負できる存在だと思います。
忙しかった週末が終わって、のんびりとした時間です。これから贅沢に朝風呂なんぞ入ろうかと。