「子犬工場撲滅」 | ♥Love and peace♥

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*:..。o○☆小さな出来事☆○o。..*

米国動物愛護協会によれば、
全米にはフェニックス
(アメリカ合衆国 アリゾナ州  フェニックス (アリゾナ州))
と同じく、営利目的のブリーダーからの
調達を禁止する条例を持つ都市が、
ロサンゼルスやサンディエゴ、
オースティン、シカゴなど60ほどあるという。

いずれも、劣悪な環境下で
犬猫にひたすら子どもを産ませて繁殖させ、
利益を得ようとする「パピーミル(子犬工場)」を撲滅し、
保護動物に光を当て、殺処分を減らすことが目的だ。
今回のフェニックスの例は、
それをさらに推し進めた画期的な判決と言えるだろう。

親犬や親猫を狭くて不潔なケージに閉じ込めたまま、
健康状態にいっさい配慮することなく、
単に「子犬や子猫=金」を生む道具として
妊娠と出産を繰り返させるパピーミルのほとんどが
違法にはあたらないという。
全米で2000から3000もの合法のパピーミルが存在し、
さらに無許可で違法のものを含めると、
その数は1万にものぼると推測されている。

フェニックス市のあるマリコパ郡を例にとると、
毎年約2万3000匹の犬が販売されている一方で、
同郡の動物保護シェルターには
毎年約3万4000匹の犬が収容され、
そのうち約1万匹が安楽死させられている現状がある。

人間の数だと思えば恐ろしい・・・・

州外のパピーミルで“生産された”子犬を
受け入れないことで、
多くの保護犬たちが
暖かい家庭に迎えられることが期待されている。

ちなみにヨーロッパの数カ国では、
動物の権利を主張する「Animal Rights」が定着しており、
ペットショップで子犬や子猫の生態販売はない。
店内には里親募集やブリーダーの連絡先などのポスターのみで、
狭いケージで動物たちが展示されていることはないという。

素晴らしい光景だ。

アメリカではまだ「パピーミル」が存在している状態だが、
個人レベルでパピーミルと繋がりのあるペットショップに対して
不買運動が続けられているそうだ。


日本でも売れ残ったペットが
悲惨な末路をたどっているという現実がある。
少しでもお金になるならと、売れ残ったペットを
サファリパークのような場所に売り渡し、
大型捕食獣の餌にするケースもあるようだ。

これは驚愕な情報・・・

そもそも日本の法律ではペットは
物としての扱いのままだ。
日本もペットの在り方について、
国家レベルできちんと考えていかなければならない。

文句なし同意!




sara