はい、本日も夢小説書いちゃいました♪


苦手・興味のない方はこちらでUターンする事をお勧めします


見て下さるという方はこのままどうぞ☆


今回は短いですが、日常の一こま的な坂田銀時夢!











「おい、買い物行くなら乗せてくぞ」


「あ、ありがとう銀時」



最近恋人の銀時がやけに優しい。


気持ち悪いくらいに優しい。


まあ普段から優しいけど、一月下旬くらいから気持ち悪いくらいに優しい。


理由はバレンタインデーが近付いてるからだろうね。


甘い物がだ~い好きな銀時は、絶対にチョコレートが欲しいからこんなに優しくしてくれるのよ。


この前テレビでバレンタインデーの事とりあげてる番組見てた時、言ってたもん。



「いるよな~こういう当日だけ張り切る馬鹿」


「銀ちゃんは張り切らなかったの?」


「ばっ、おま、そんなわけ……とにかく、こういうのは日頃の行いってのが大事なんだ」


「そうだね」



なんて風に、ね。


当日だけ頑張ってもダメだって分かってるみたいで、一生懸命優しくしてくれてる。


まあ私も優しくされて嫌なわけじゃないし、チョコレートくらい作ってあげようかな。



「銀時、期待してていいよ」


「な、何がだよ」


「フフッ、分かってるくせに~」


「ちょ、わき腹突くの止めろって!横転しちまうだろーが!」



うん、今は買い物に行く真っ最中で、二人ともスクーターに乗ってる。


あんまり遊ぶと本当に事故に遭いそうだから、これくらいにしておこう。


さ、材料でも見ていきましょうかね。



/ 終 /






え、続きませんよ。

だってヴァレンタインデーなんですから、他の方が銀ちゃんの夢だったら書いてくださるでしょ?

だから私は書きません×

気が向いたら書くかもだけど……


そういえば私、弟に「もうすぐあの日だね」ってそれとな~くヴァレンタインデーの話を振ったら

「ああ、にこごりあげる日ね」と返されました!

うん、分かる人には分かるネタですね。

にこごりだけで既に茶色い何かになっちゃうあの子、大好きでした♡

私の本命はイタリーだったから、リッちゅわんと乳繰り合う分には文句言いませんともww


それでは、本日もこのような駄作に目を通していただき、誠にありがとうございました♪

次回もよかったら見てやって下さ~い

今日は節分です。

節分と言えば豆まき、豆まきと言えば鬼という安直な思考から、元親夢をUPします♪

あ、BASARA元親のつもりです。

苦手・興味のない方はここでUターンする事をお勧めします。

見て下さるという方はこのままどうぞ。












鬼は外 福は家


たしかに気持ちは分かるぜ。


鬼が家に来たら怖いだろうし、福が家に来てくれたら嬉しいだろう。


でもな、だからって会う人会う人全員が俺に豆を投げなくてもいいじゃんか!



「元親ー!」



はっ!あの元気な声は俺の妻の声だ!


あいつなら容赦なく豆を全力で投げつけてくる筈だ!!


急いで踵を返すが、それよりも早く俺は見つかってしまった。



「あ、こんな所にいたんだね」


「よ、よお」


「こんな所にいないで、早く船に帰ろうよ」



彼女の手には豆らしき物はない。


もしや、船で待ってる野郎どもにたくさん持たせてあるんじゃ……



「豆まき出来ないって、皆怒ってるよ」



やっぱりだ!


いや、でも船に帰らないと豆まきを楽しみにしてる野郎どもに悪い気が……いや、でも痛いのは嫌だし……



「誰も元親に豆を投げたりしないよ」


「へ?」



くすくすとおかしそうに笑う彼女を見て、嘘なのかと思って眉間にしわを寄せれば、それに気付いたのかあわてて弁解する。



「だって、とっても強い元親が、豆まきを嫌がるなんて、可愛いなって思って」


「悪かったな。豆投げつけられて喜ぶ野郎なんていねえだろ」


「いや、明智さん辺りなら喜びそうだよ」


「あ、そうだな」



って、話がずれた。


彼女もそれに気付いたのか、気付いてないのか分からないが、袖から袋を取り出した。


中身は豆、そしてそれを俺に投げつけるつもりだろう。


諦めて彼女から全力で投げつけられる豆を受けようと思っていたのに、一向に投げてこない。



「はい、これ元親の分」


「は?」



なんだ、今年は別の奴が鬼をやるのか?


それはそれでなんか微妙な気分だ。



「今年はね、逆にしてみようって話になったの」


「逆?」


「福は外ー、鬼は家ーってね」



ああ、だから今年は俺にも豆が渡されるんだな。


でもちょっと待てよ。



「福を追い出したりしていいのか?」


「いいんじゃない?他の家に引っ張りだこなんだから、家が追い出しても」



むちゃくちゃな理屈だが、なんだか嬉しい。


もしかしてこいつ、俺の事を思って……



「さ、船に戻ろ」



差し出された手を握り、二人並んで船に帰る。






今年の節分は、今までで一番楽しい節分だった。



/ 終 /






節分ネタでした~

家では私が小学校低学年くらいからこの掛け声(?)です。

「鬼は~家~ 福は~外~」ってww

かれこれ十年ばかし福を追い出し続けてますねwww

今年も追い出すから、きっと貧乏な一年になりますww

家の分の福が皆様に行き渡りますようにww

長くなりましたので、前篇・後篇に分けました。


夢に興味のない方はここでUターンする事をお勧めします。


では、見てやるという心優しい方はこのまま下へどうぞ。











「ジェット、誕生日おめでとう」



おはようよりも先にそう言ってくれた彼女は、俺が好きな輝く笑顔を浮かべる。


でも手元には何もない。


え、もしかしてプレゼントねえの?なんて考えてるとは思わない彼女は、さっさとテーブルに朝食を並べ始める。


いつもと変わらない朝に、俺は内心不安になった。


だってさ、彼氏の誕生日だぜ?


プレゼントくらい普通は用意してあるだろう?


俺だって一応こいつの誕生日には服とか時計とかやったんだ。


もしかして、恋人だと思ってるのは俺だけとか?


嫌な考えばかりが浮かび、表情も沈んでいたようだ。


それに気付いた彼女は向かい側の椅子に座り、心配そうに声を掛けてきた。



「どうしたの、ジェット?具合でも悪いの?」


「いや、なんでもねえ」



一応平気なフリをしたが、彼女は暫く黙っていたかと思うと、戸惑いがちに口を開く。



「あの、さ、勘違いだったらごめんね。その、もしかして、プレゼントがないから落ち込んでたり、する?」


「な……!」



図星をつかれた俺は何も言えなかった。


それを肯定と捉えたらしく、くすくすと笑う。



「な、なんだよ!悪いかよ!」


「ううん。夜まで待ってもらおうと思ったけど、まあいいや」



そう言って立ち上がると、彼女は台所へ向かう。






後篇へ続く