母がこの世から亡くなり一年一ヶ月が経ちました
最近はテレビを見て笑えることもあります
でも、ときどき母の最期の日や最期入院した日を思い出します
母は最期の入院をしてから、意識が朦朧としていました
見舞いに行っても、寝ているか、痛みに堪えてもがき苦しんでいるかで、話しかけても意識はありませんでした
その母が最後に意識があり、口にしたのが、私がタクシーに母を抱きかかえて乗せたとき、うまく乗せられなくて、母に痛い思いをさせてしまいました
そのとき、母は「痛い、痛い」と訴えていました
意識のある最後が無理矢理乗せた痛みだとしたら、私は最後まで母を苦しめてしまいました
天国に旅立つ母に、できるだけ痛みなく逝ってもらうことが、母も私も望んでいたことでした
最期の最期まで、私の機転がきかず、意識のあった母に痛い思いをしてしまって、本当にごめんなさい。