こんにちは。
昭和白紙3銭の第1種有封書状の速達郵便です。
旭川九條 昭和13年9月16日 后0-4 ⇒ 東淀川 9月17日 后8-12
すこし薄いですが『速達便』の記載があるので、速達郵便です。
郵便料金の内訳は、第1種有封書状(20gまで)4銭、速達郵便8銭です。
今回も航空郵便線路による送達か、それとも航空郵便線路以外の鉄道線路等による送達か考えてみました。
①すべて鉄道線路等による送達の場合
16日 旭川発 后0:20 函館着 后11:37
17日 函館発 前0:30 青森着 前5:00
17日 青森発 前5:30
18日 大阪着 前6:40(太平洋側まわり)
前8:30(日本海側まわり)
②札幌大阪間を航空郵便線路による送達の場合
16日 旭川発 后7:00 札幌着 后10:48(鉄道線路)
17日 札幌発 前8:00 東京着 后1:10(航空郵便線路)
17日 東京発 后2:20 大阪着 后5:10(航空郵便線路)
③札幌東京間を航空郵便線路による送達の場合
16日 旭川発 后7:00 札幌着 后10:48(鉄道線路)
17日 札幌発 前8:00 東京着 后1:10(航空郵便線路)
17日 東京発 后1:30 大阪着 后10:00(鉄道線路)
鉄道線路の発着時刻は、使用例とすこし時期が異なりますが、『汽車時間表 昭和9年12月号』を参考にしました。
航空郵便線路の発着時刻は、『フィラテリストマガジン第18号』の『昭和12年8月16日施行以降の使用例を探す 戦前速達郵便の航空逓送(行徳国宏様著)』を参考にしました。
①すべて鉄道線路等による送達の場合、大阪への到着は、どんなに早くても差出から2日後の9月18日になりますので、いずれかの区間を航空郵便線路によって送達した可能性が高そうです。
②札幌大阪間を航空郵便線路による送達の場合、③札幌東京間を航空郵便線路による送達の場合はどちらも、差出翌日の9月17日に大阪に到着しますので、この使用例は、航空郵便線路による送達と判断しました。
②の方が大阪への到着時間が早く、③の場合は、東京での飛行場から鉄道駅への移動が20分間しかなく、スケジュールがタイトなので、②のように札幌大阪間を航空郵便線路で送達したと考えています。
話は変わりますが、切手展への出品は、無事に終えることができました。
リーフ作りはとても楽しかったので、また出品してみたいと思います。
